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きゃすのキラキラブログ

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サガンおすすめ小説ランキングベスト7!【フランス旅行するよりフランス文学でトリップ】

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おフランスのお洒落小説作家サガン

中流の人々のやや平穏無事な生活の描写で有名。彼女の最初の小説『悲しみよこんにちは』は1954年、18歳の頃に出版された。父親の情事に出会った少女を描いた『悲しみよこんにちは』は、出版と同時に世界的なベストセラーとなった。小説はサイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』に影響を及ぼした。1996年まで多数の作品を発表し、その多くが映画化された。
ジャン=ポール・サルトルと交流が深く、作品には実存主義の影響が見られる。アメリカに於いて彼女は旅行を好み、トルーマン・カポーティとエヴァ・ガードナーとしばしば旅行した。

若年期に成功しサン=ジェルマン=デ=プレ界隈で文学者ら名士らと交遊した。しかし、莫大な金銭を得た人物にありがちなことであるが、タチの悪い取り巻きに囲まれて生活し、薬物(鎮痛剤・コカイン・モルヒネ・覚せい剤の一種のアンフェタミンなど)やアルコールに溺れただけでなく、ドーヴィルに繰り出すなど生涯を通じ過度の浪費癖やギャンブル癖も直らず、数百億円も稼いだのに晩年には生活が困窮した。

このような破天荒な生活を続けていたため前科もあり、コカイン所持で逮捕されたり、脱税で起訴をされたりした。バイセクシャルでもあり、夫以外にも男女両方の愛人を持っていた。国内外のゴシップ誌にスキャンダルを書き立てられることも多く、芸能人顔負けのゴシップクイーンでもあった。
晩年のおよそ十二年間は、上述のように預金などを差し押さえられて生活の困窮をきたし、また薬物中毒の後遺症に苦しむ心身になっていた。
フランソワーズ・サガン - Wikipedia

サガンは世界中でヒットした作品もあり、多作で、映画化もたくさんされていて、ファッションリーダー的な側面もあったこともあり、相当お金を持っていたんでしょう。浪費癖やドラッグにも悩まされていたとのこと。 カポーティと同じようにお金持ち芸術家の宿命かもしれませんね。
ただし、カポーティと違ってその才能はドラッグに荒らされて枯渇することなく、晩年までヒット作を作り続けました。
サガンの小説の特徴としては、繊細な心理描写と、パリやフランスの美しい情景描写が挙げられます。読んでいると、パリやフランスの避暑地の描写がとても美しくて、まるで本当にフランスに訪れているような気になれるんですよね。そんな早熟の天才フランソワーズ・サガンのおすすめ小説7作をランキング形式で紹介します!

目次

ランキング

ランキングポリシーと所感を下記↓

  • 独自ランキング
  • 対象は小説のみ(エッセイ含まず)
  • オシャンティなおフランスのお小説をどうぞ

 

それではランキングどうぞ!

7位 優しい関係

元女優で作家のドロシーが主人公。この主人公が45歳なんですよね。『悲しみよこんにちは』のキュートなセシルが18歳だったことを考えて読むとおもしろい。
で、このドロシーが美しい青年と出会って、ある種”育てる”うちに......というようなお話です。
瑞々しさはあまりないけれど、魅力を感じるのはサガンの筆力のせいでしょうか。大人こそ読みたい一冊です。

6位 ある微笑

7位の『優しい関係』とは反対に、こちらは若い女子大学生ドミニクが主人公のお話です。年上の男に惹かれるというプロットで、こちらも『優しい関係』と反対の構図。
情事が終わってしまって、ドミニクが女として変容を遂げるさまが美しく文学的に描かれています。
大人の女性を夢見る方におすすめ。

5位 一年ののち

 

若い世代と付き合うことを好む中年のマリグラス夫婦は、月曜日ごとにパーティーを開く。 そこには、何かに熱中することを望む金持の女ジョゼ、野心家の女優ベアトリス、小説を書いているベルナールとその妻ニコル、地方から出てきたばかりの美少年エドワールらが集まるー
パリに住むある階級の男女らが、漠然とした虚無の香りと淡い諦めの絶望感をかもし出すサガンの第三作。
https://www.amazon.co.jp/dp/4102118039

田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』に出てくるジョゼの元ネタが登場人物として出てきます。それだけでテンション上がる人も多いはず。
物語的には、古き良きおフランスの恋愛が読めるかなーっていう感じでしょうか。相変わらず朝吹さんの訳文が素晴らしいので、お洒落な空気感を楽しめます。 

4位 愛は束縛

 

財産のある若き美貌の妻ローランスの結婚は、ピアニストのヴァンサンに「自由」を与えることだった。しかし、階級の違う結婚を嘲笑する彼女の父、冷やかでスノッブな彼女の友人の視線のなかで、飼い犬のように夫ヴァンサンを独占するローランス。そして、彼がその才能で富と名声を得たとき、真実の愛が姿を現した…。
愛の束縛、愛の哀しみを描くサガン待望の恋愛長編
https://www.amazon.co.jp/dp/4102118241

恐らく、妻ローランスの束縛(というか調教)が怨念のように小説を支配する、というのがファーストインプレッションでしょう。けれどその根底にある意外とかわいらしい少女の姿を見つけることができたら、感動してしまうこと間違いなし。
お金持ちの豪華な暮らし、貴族の暮らしの描写はすごく技巧的でさすがサガンって感じ。

3位 冷たい水の中の小さな太陽

 ”そして、いつか僕もまた、あなたを愛さなくなるだろう。 われわれは、またもや孤独になる。 それでも同じことなのだ。 そこに、また流れ去った一年の月日があるだけなのだ。 ええ、わかってるわ”

これは田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』で引用された言葉ですが(一年ののちより)、本作にも名言がたくさん。
ある瞬間に感性が共鳴し、恋が芽生えたとしても、習慣や生き方が大きく異なってしまうと、愛し続けることはできないのかもしれない。そんなことを考えさせる小説です。

2位 ブラームスはお好き

 

美貌の夫と安楽な生活を捨て、人生に何かを求めようとした三十九歳のポール。孤独から逃れようとする男女の複雑な心模様を描く。
https://www.amazon.co.jp/dp/4102118047

タイトルがフランス文学って感じですよね。語感がとても良いです。内容はいつもの恋愛小説なんですが、パリの空気感が最高に伝わってくる名作です。 
心理描写も、サガンの脂が乗っている時期のせいか、余計に繊細かつ美しい極上のものになっています。
こういう小説は、(読めるのならば)平日の昼下がりにだらだらと読みたいものです。

1位 悲しみよこんにちは

 

セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知したセシルは、葛藤の末にある計画を思い立つ……。
20世紀仏文学界が生んだ少女小説の聖典
https://www.amazon.co.jp/dp/4102118284

サガンが若干18歳にして出版した、世界中を虜にした衝撃のデビュー作。
さらさらと流れるように読める小説です。南仏の自由で奔放なお洒落な生活-リゾートの別荘、海辺、若者の恋愛-も瑞々しく描かれていて、青春小説だって感じでもあります・
ただし、読めばわかりますが、根底に流れている心はむちゃくちゃロックなんですよね。自由への戦いがそこにあります。
自分だったらどうするだろう、そう考えて読むと、若い気持ちが蘇るかも。永遠の名作です。

おわりに

早熟の天才作家サガンのおすすめ小説ベスト7をランキング形式で紹介しました。
極上の描写力はおフランスの空気感を脳内に浮かび上がらせ、登場人物の心情が痛いほどに伝えます。
品質の低いパック旅行でフランスへ行くより、サガンを読んだ方が100倍楽しめるはず!

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