90年代 ブリットポップのTop of Top!
ビートルズ、ローリング・ストーンズなどから続く正統派ブリティッシュ・ロックを踏襲した、ブリットポップ・ムーブメントの代表格であり、近年のイギリスの国民的ロックバンド。世界的にも人気があり、全世界でのCDトータルセールスは7000万枚を超える(2009年時点)。
バンドの核となるギタリストのノエルとボーカルのリアムからなるギャラガー兄弟は、同じくアイルランド系・労働者階級出身であるビートルズを大変敬愛している。「アイ・アム・ザ・ウォルラス」や「ヘルター・スケルター」などを時折演奏する他、ファッションや自身の曲に於いてもその影響を見ることができる。また、そのスキャンダラスな言動は常に人々の注目を集めた。
ファッションにおいても多くの若者の注目を集めた。ロックバンドは得てして「反社会的」「非日常的」とされる出で立ちで身を固めていたが、オアシスはウインドブレーカーやジャージといった労働者階級の普段着を着てライブやインタビューに臨んでいたことは新鮮であった。
2009年8月にノエルが脱退を表明したことで事実上解散。2010年、残されたメンバーは新バンド「ビーディ・アイ」を結成した。
ブリットポップ全盛期の1990年代。思えば当時はすごいバンドがたくさんいました。ブラー、アッシュ、ブルートーンズ、スウェード、パルプにスーパーグラス。趣は違いましたが、レディオヘッドやヴァーヴ、マニック・ストリート・プリーチャーズなどのバンドも活躍していましたね。まさに黄金期って感じ。
そんな群雄割拠の時代の中で、トップオブトップだったOasis。コード進行が秀逸のバラードロックや、ダウナーな気だるいロックが最高なんですね。
オアシスを知らない若い人のためにどんなバンドなのか説明すると、世界的に売れたミスチル、って感じですかね。雑すぎか。笑
そんなイギリスが生んだスーパースター、オアシスのおすすめ曲ベスト10をランキング形式で紹介します!
目次
ランキングポリシーなど
ランキングポリシーと雑感を書いておきます↓
- 独自ランキング
- All time best を選んだが、初期の方がどちらかというと好み
- アルバムで1番好きなのは意外とBe here now(発売当初バッシングされた3rdアルバム)
それではランキングどうぞ!
10位 Lyla
後期の名盤”Don't Believe the Truth”ライブでの定番曲!
頭打ちのドラムのリズムに乗ってどこまでも行けそうな気がするノリがたまらない一曲です。いや、いつまでも始まらない気持ちがする、と言った方が良いでしょうか。祭りの直前の感覚がずっと続く、ワクワク感に満ちた曲です。
9位 Stand By Me
アルバム"Be here now"のシングル曲です。歪ませたギターのイントロが心地よい、Oasisお得意のミドルテンポのバラードです。美しいメロディラインに気だるいヴォーカルが気持ち良い。”Be here now”は名アルバムだと思うんだけど、ノエルはあんまり気に入ってないみたい。ダウナーすぎるからでしょうかね?
8位 Champagne Supernova
大ヒットアルバム”Morning Glory”収録曲。
サイケデリックな背景に、偉大なロックスター達の影が見えるPVが秀逸。多重にかさなったギターソロは映像と相まってトリップできそう。
7位 The Hindu Times
5thアルバム”Heathen Chemistry”のシングル曲。
サイケデリックで印象的なリフがクール。あと、リアムは気だるそうに歌っている様子が映像見なくても伝わってくるのがおもしろい。笑
6位 All Around the World
アルバム"Be here now"のシングル曲です。バンド初期から持ち曲としてストックされていた歴史の長い一曲です。
元々は10分弱の大作曲で、2回も転調があるという気合の入れよう。ドラマチックな曲です。
5位 Don't Look Back in Anger
Oasis - Don't Look Back In Anger (Official Video)
大ヒットアルバム”Morning Glory”収録のシングルです。ノエルがどうしても歌いたいと揉め、兄弟喧嘩の末に初めてボーカルを採った一曲です。歌もめちゃくちゃ良いんですが、ギターソロ後半の、唸りを上げる場面はいつ聞いても胸が熱くなります、、、!!!
Oasisファンから熱烈な支持を集める曲でもあるので要チェック。
4位 Slide Away
デビューアルバム"Oasis"から一曲。
ギターのサウンドが空間の大部分を占めていて、リアムも必死に歌っている感がまだあります。つまるところ、初期衝動に溢れる超名曲なんですよ。ポール・マッカートニーのお気に入りでもあるとか。
1stアルバム。最高だったなぁ。
3位 D' You Know What I Mean?
Oasis - D'You Know What I Mean? (2016 HD Remaster)
アルバム"Be here now"からもう一曲。こちらは1st シングル。
パンクロック大好きだった少年時代に出会って、衝撃を受けました。私のOasisとの出会いはこの曲でした。エレクトロニカサウンドを取り入れたダウナーなUKロックの格好良さが存分に詰まった名曲です。
2位 whatever
ストリングスが最高に美しい、1994年発売のシングル曲。
”Whatever you do what ever you say Yeah I know it's alright
(何をしたって、何を言ったって良いんだ、全く問題ないさ)”
この言葉に助けられた人も多いはず。日本で人気の高いOasisを代表する一曲です。
1位 wonderwall
大ヒットアルバム”Morning Glory”からのシングル。世界中で大ヒットしたOasisの代表曲です。アコースティックギターが一曲まるごと美しく、サビでのヴォーカルとの絡みは本当に絶品です。曲全体のコード進行が神がかっているからでしょうね。当時ロックバラードを作らせたら本当に世界一でした。
ストリングスもゴテゴテしない範囲でシンプルに作られていて本当に美しいです。後世に残すべき名曲!
おわりに
Oasisのおすすめ曲ベスト10をランキング形式で紹介しました!
懐かしのブリットポップのトップオブトップだったOasis、後世にのこるバラードロックの数々を聞きなおしてみてはいかがでしょう。