原作レ○プはマンガの映画化だけじゃない！
昨今、人気マンガの実写化が流行しており、原作のイメージを大きく汚したり、ストーリーの大幅な改変のせいでたびたび炎上しています。原作レ◯プなんて呼ばれたり。
でもこの問題、マンガだけじゃないんです。音楽でもあるんですよ。
そう、それはカヴァーと呼ばれるもの！
筆者がイラッと来たカヴァー5選を紹介します。名カヴァーもあわせてどうぞ。
目次
名曲を台無しにしちゃったカヴァー5選
早速、
ホントやめてくれ！
って感じのカヴァー曲を紹介していきます。
Bank Band→若者の全て/フジファブリック
Bank Band - 若者のすべて (フジファブリックのカバー ) - ap bank fes 11 LIVE
原曲が良すぎるっていうのはあるにしてもこのカヴァーは悪すぎる。Bank Band のコンセプトは嫌いじゃないし、日本であまりないことだし意義はあるはずなんだけど、この曲を歌われるとどうしても桜井さんが偽善者っぽく映る。ホントに原曲を聞いたの？って思っちゃう。
キーを変えてるのも、歌が上手すぎるのも、爽やかにさらっと歌っちゃうのも、コールアンドレスポンスとかさせるところも全部嫌。フジファブリックを取り上げてくれて嬉しいけれど、どうやったらこのアレンジになるんだよって感じ。好きなようにアレンジすりゃいいけど、原曲リスペクトしてんのか疑問。
ただし、このBank Band、バックバンドは素晴らしい。カースケ＆亀田誠治のリズム隊は、日本のポップス界隈の中堅(？)で最強に近い布陣。
Acid Black Cherry→未来予想図Ⅱ/ドリカム
PVがきもすぎる。
歌はうますぎる。
Pentatonix→Daft Punk mix
[Official Video] Daft Punk - Pentatonix
Pentatonixは世界最強のアカペラグループだと思うし、私も基本的には好き。特にケヴィンのビートボックスは衝撃的だった。
ただ、エフェクトかけまくってごまかしたこのトラックは全然好きじゃない。録音後にイジりすぎでもはやEDMみたいなもの。Youtubeで2億回以上再生したうちの1億5千万回ぐらいは詐欺にあったようなものだと思う。
福山雅治→いとしのエリー/サザンオールスターズ
福山雅治 魂リク 『いとしのエリー』 (歌詞付) 2013.03.23
装飾過多で自分に酔いすぎでねちっこいリズムのボーカルは本当に寒気がする！
これならEXILE ATSUSHI verの方が断然イイ！
E-girls→RYDEEN/Yellow Magic Orchestra
E-girls RYDEEN 〜Dance All Night〜
もうこれはありえない。ありえなさすぎる。なんでYMOはカヴァーのOK出してしまったのか。初めて聞いた時ドン引きした。次第に笑けてきた。E-girlsは悪くない、これを企画した奴がものすごく悪い。
まぁテンポ遅くしてエロくするしかないっていう苦肉の策はわかるけど。。。
おまけ：最高の名曲カヴァー4選
お耳直しに最高の名曲カヴァー4曲どうぞ。クセ強めです。笑
Imaginary Flying Machines→崖の上のポニョ
Imaginary Flying Machines - Gake no Ue no Ponyo (Ponyo on the Cliff)
さすが世界のジブリ！世界のHAYAO！世界のJO HISAISHI！
リスペクトの仕方がいびつだけれども、これは熱い。 収録アルバム名はその名も『プリンセス・ジブリ』
杏→エイリアンズ/キリンジ
何が良いって、杏がキリンジ・エイリアンズ好きってところが良いですよね。わざわざエイリアンズをチョイスしてるっていうシチュエーションを想像すると最高。
ちなみに秦基博、Original Loveとかもカヴァーしてて、それはそれは歌が上手いです。
Black Mages→ビッグブリッジの死闘/ファイナルファンタジーV
- provided courtesy of iTunes
これはアラサー以上の年齢の男子はほぼ必須でテンション上がるでしょう！
もちろんスーファミサウンドの謎のベース音も大好きなんですが、生音はまた格別の響き。
桜井和寿(Bank Band)→僕と彼女と週末に/浜田省吾
Bank Bandとして桜井和寿(ミスチル)が歌うフジファブリックの”青春のすべて”のカヴァーは最低ですが、この曲は率直に良い。
原曲がそもそも洒落ていて、いい意味で気取ってるので、桜井さんの歌い方も語りも鼻につかない。そして何より”本当に好き”感が歌っている姿に出ていてとてもグッとくるんです。
Bank Bandのアルバム『沿志奏逢』にも収録されてましたが、彼らは、ずいぶん昔の曲をカバーした方が良いです。”糸”とかも良い。
おわりに
原曲がある以上、カヴァーが賛否両論を呼ぶのは当然ですが私が許せないカヴァー曲はこんな感じ。
原曲にリスペクトがあると感じられれば許せるけれど、なければイラッと。人気ある曲に乗っかっちゃえ感があるともうダメ。怒りを覚えます。笑
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