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妬ましいほどデキスギ君、朝井リョウの読むべき10冊

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早稲田イケメン売れっ子作家(怒) 

早稲田大学文化構想学部卒業。
2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビューし、2012年には同作が映画化。
2012年、『もういちど生まれる』で第147回直木三十五賞候補。
2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少となる。直木賞受賞後第一作『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
2016年、英語圏最大の文芸誌「Granta」日本語版でGranta Best of Young Japanese Novelistsに選出される。

朝井リョウ - Wikipedia

平成生まれの直木賞作家で、出す作品はことごとくヒットし、映画も大成功、ビジュアルもイケてる。。。何かムカつきますよね。笑 
文体とか芸術性とか、文学的な要素は気にせず、小説の中にTwitterなどのSNS表現を取り入れたり、若者言葉を使ったりと、時代を感じさせる作家です。
物語の作りこみ方・個性をうまく類型化キャラクター作りも割と上手くて驚きます。こういう人いるいる~って思えるキャラクターがたくさん出てくるんですよね。
結果的に、同世代だけでなく、様々な読者に感情移入をさせて、揺さぶることができるんですよ。すごい才能。
この記事では、朝井リョウのおすすめ小説ベスト10作をランキング形式で紹介します!

目次

ランキング

選定にあたってのランキングポリシーと雑感を下記↓

  • 独自ランキング
  • こういう人いるいる(いたいた)!ってキャラクターがたくさん
  • 文体・内容は軽い青春モノが多いけど、すらすら読ませる作品が多い

 

それではランキングどうぞ!

10位 桐島、部活やめるってよ

 

映画化大ヒット青春小説! バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。
至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。
https://www.amazon.co.jp/dp/4087468178

大ヒット映画の原作。スクールカーストを描いた小説。
既視感があるテーマに陳腐な表現。私の周りでも、原作を読んでがっかりした方も多いんですが、これ書いたの20歳そこそこの男の子ですからね、20歳!
プロットの構築、仲間うちの微妙な心理状況。エンタメ小説として成立させるだけでも至難のわざなのに。なかなか書けないですよ。
ただし、年齢というフィルターを剥がすと粗が目立つので10位。

9位 星やどりの声

 

東京ではない海の見える町で、喫茶店「星やどり」を営む早坂家。三男三女母ひとり。亡き父が残した名物のビーフシチューの香りに包まれた生活には、慎ましやかながらも確かな幸せがあった。しかし、常連客のおじいちゃんが店に姿を見せなくなった頃から、家族に少しずつ変化が。各々が葛藤を抱え息苦しくなる早坂家に、父が仕掛けた奇跡が降りそそぐとき、一家は家族を卒業する。著者が学生最後の夏に描いた、感動の物語。
https://www.amazon.co.jp/dp/4041013356

朝井リョウの三作目。
さっぱりとした文で、読みやすさはあるものの、軽すぎるのと、比喩がイメージを捉えてなさすぎて、何が言いたいのかわからないところも多々あります。一作目にはオススメしません。
朝井リョウのファン、もしくは若い作家の成長を楽しみたいなら読みましょう。 

8位 世にも奇妙な君物語

 

いくら流行っているからといって、経済的にも精神的にも自立した大人が、なぜ一緒に住むのか(第1話「シェアハウさない」)。
その人がどれだけ「リア充」であるかを評価する、「コミュニケーション能力促進法」が施行された世界。知子のもとに、一枚の葉書が届く(第2話「リア充裁判」)。
親のクレームにより、幼稚園内で、立っている金次郎像が座っているものに変えられた!(第3話「立て!金次郎」)。…
そしてすべての謎は、第5話「脇役バトルロワイアル」に集約される。
https://www.amazon.co.jp/dp/406219824X

色んな意味で大風呂敷を広げすぎた短編集。そんなに悪くなく、普通に楽しめる短編集なんですが、自分で自分の首を占めすぎです。
まず、タイトル『世にも奇妙な物語』でかなりハードルが上がっちゃっています。
更に、5話にそこまでのインパクトがないところが致命的です。
マーケティングチームに踊らされてる感があって残念です。普通にさらりと短編集として読ませれば良いのにと思っちゃいます。

7位 世界地図の下書き

 

両親を事故で亡くし、施設で暮らす小学生の太輔。施設を卒業することになった高校生の佐緒里のために、仲間たちと「蛍祭り」を復活させる作戦を立てはじめ……。
坪田譲治文学賞受賞作。
https://www.amazon.co.jp/dp/4087454525

朝井リョウの魅力の一つに、同世代の空気感を描くのが素晴らしく上手い、ということがあると思います。映画化されてきた原作たちのどれも、朝井リョウと同世代を描いた、いわば体験・経験・観察に裏打ちされた人物造形なんですよね。
本作は小学生ということで、ちょっと無理をしたかなという感じなのですが、テーマ的には深みを目指していて、可能性が感じられる作品です。 

6位 少女は卒業しない

 

今日、わたしは「さよなら」をする。図書館の優しい先生と、退学してしまった幼馴染と、生徒会の先輩と、部内公認の彼氏と、自分だけが知っていた歌声と、たった一人の友達と、そして、胸に詰まったままの、この想いと―。
別の高校との合併で、翌日には校舎が取り壊される地方の高校、最後の卒業式の一日を、七人の少女の視点から描く。青春のすべてを詰め込んだ、珠玉の連作短編集。
https://www.amazon.co.jp/dp/4087452808

朝井リョウは高校生とか大学生を描かせたら本当に上手い。 作品としても、よくまとまっていて、読みやすくて、カタルシスが味わえる良質なエンタメ小説です。
フィクション臭が非常に強いところが残念。

5位 チア男子!

 

柔道の道場主の長男・晴希は大学1年生。姉や幼馴染の一馬と共に、幼い頃から柔道に打ち込んできた。しかし、無敗の姉と比べて自分の限界を察していた晴希は、怪我をきっかけに柔道部を退部。同じころ、一馬もまた柔道をやめる。一馬はある理由から、大学チアリーディング界初の男子のみのチーム結成を決意したのだ。それぞれに事情を抱える超個性的なメンバーが集まり、チームは学園祭での初舞台、さらには全国選手権を目指すが…。
https://www.amazon.co.jp/dp/4087713741

かなり熱い、熱いはずの小説なんです。実際、読むとまた何かに向かって燃えたい、とか、みんなで何かと戦いたい!という気持ちがふつふつ沸くんです。
けど、ちょっと何かが足りない。
総合的にはかなり良い小説なんですけど、もっとこみ上げる心の底からの熱い叫びが欲しかった。

4位 ままならないから私とあなた

 

友人の結婚式で出会った彼女は、他の場所では全く違うプロフィールを名乗っていた―「レンタル世界」。
高校時代から発明家として脚光を浴びてきた薫。しかし、薫をずっと近くで見ていた雪子は、彼女があまりに効率を重んじることに疑問を感じる―「ままならないから私とあなた」
https://www.amazon.co.jp/dp/4163904344

朝井リョウのダークサイドが解放された作品。人間な陰湿な部分をねちっこく描くのが上手いんですよね。リア充っぽく見えますが、相当病んでます。
というか、真の意味でのリア充・根っからのリア充なんて、この世の何%なんでしょうかね?体感では1%もいないんじゃないでしょうか。みんな騙し騙しリア充を演じていたりするものだと思うんですがどうでしょう。

3位 何者

 

「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……
自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。
https://www.amazon.co.jp/dp/4103330619

様々な『俺・私だけ感』を持った人たちの描き方が秀逸です。
”自分だけは違う、自分だけはわかってる”、そう思っている人はたくさんいますが、類型化されてしまうと、途端に虚しく見えるんですよね。
そういう意味で、フィクションとして類型化された人物像を書くのは相変わらず無茶苦茶上手い。そこに人間のリアルがあるかは別として。
あと、読書好きには、中盤でオチが見えちゃうところだけ残念かな。

2位 何様

 

生きていくこと、それは、 何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。 光を求めて進み、熱を感じて立ち止まる。 『何者』アナザーストーリー集。
https://www.amazon.co.jp/dp/4103330627

『何者』から読むべきですが、読んだ人は必ず読んで欲しいです。
端的に言うと、『何者』で、カタルシスのためだけに突き落としっぱなしだった読者をかろうじて救うための物語というイメージです。
『何者』は胸糞悪いの小説ですが、こちらは幾分救われるはず。 

1位 もういちど生まれる

 

彼氏がいるのに、親友に想いを寄せられている。汐梨、平凡な日常と、特徴のない自分に飽き飽きしている。翔多、絵を通して、壊れた家族に向き合おうとする美大生。新、美人で器用な双子の姉にコンプレックスを抱く浪人生。梢、才能の限界を感じつつも、バイトをしながらダンス専門学校に通う。遙。あせりと不安を力に変えた5人が踏み出す“最初の一歩”。
https://www.amazon.co.jp/dp/4344021053

題名が良いんですよね。
まだ何にだってなれる、何をしたって良い。そんな最高の青春時代にあるけれど、何故か当事者は悩みがあるんですよね。。。大人になってしまった側から見ると、かゆくていじらしいんですが、羨ましいものなんです。
そんな青春感を最高に味わえる小説です。くたびれたサラリーマン、疲れた母親や主婦の方MP回復剤としてどうぞ(苦味もあるけど)。

おわりに

朝井リョウのおすすめ小説ベスト10をランキング形式で紹介しました!
天は何物を与えるんだっていうくらいに愛される若手作家は、時代を感じられる作品が多数あります。これから何十年も同じ時代を生きて、同じ時代のことを書いていき、それを読み続けられるというのも魅力のひとつ。
まずは青春モノから読むのをオススメ!

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