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ドリカムは甘いだけじゃない、熱いんだ【おすすめ10曲】

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陳腐なラブソング歌ってるって思われがちだけど 

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陳腐でチープな歌詞が苦手......と、ドリカムアレルギーの人たちにこそ伝えたい。『こんなにプロフェッショナルな人たちはいないぞ』と。『真っ向からマスマーケに立ち向かって勝ってきたすごい人たちなんだぞ』と。
曲作りでも先人たちへの深いオマージュを交えたオリジナリティを出しています。また、吉田美和は闇の中から光を取り出して歌にしている、そんな魂のこもった歌手です。ただ声量があるだけで、あんな歌歌えませんから。
今更ですが、どんな方々なのかをwikiから引用↓↓

ヴォーカルとベースの2人編成。全ての作詞を吉田が、編曲を中村が行い(2010年頃から吉田も参加するようになる)、作曲は吉田、中村どちらも手がける(元メンバーの西川も3曲手がけている)。
アレンジは、グループ結成の切っ掛けになったスイング・アウト・シスターの楽曲を基調とし、中村が影響を受けたというアース・ウィンド・アンド・ファイアーなど1970年代のブラックミュージック風のものがあり、既存曲のオマージュのようなアレンジも存在する(「決戦は金曜日」など)。
さらに、クラブミュージックやテクノポップなど幅広いジャンルの楽曲を制作している。デジタル音楽制作環境の黎明期から、シンセサイザーやプログラミングを主体とした編曲を行っているが、生の楽器演奏も使用する。
DREAMS COME TRUE - Wikipedia

とにかく甘いだけ、声量があるだけと思われがちなドリカムの、本当の熱さについて少しでも伝えられたらとこの記事を書きました。おすすめ10曲つき!

目次

決戦は金曜日

決戦は金曜日
DREAMS COME TRUE
1992/09/19 ¥250

ドリカムについては、パクリだなんだってよく言われますし、この曲もEarth, Wind & Fire "Let'S Groove"だっつって言われてます。
まぁベースラインまんまですものね。まぁオマージュですよ、オマージュ。中村正人は、わかってやってますから。自分たちでやるとこうできる!ってことをやってるんですよ。
と、御託はおいておいて、この曲には、吉田美和が神懸って熱いフレージングが終盤にあるんですよ。大サビね。CD買って大サビ聞いて。大サビってこういうことだ!って感じだから。
そこだけ繰り返し聞いちゃうほど熱い!高音域をさらに越えて高く盛り上げる、っていうのは鉄板ですね!

さて、次からはしばらく甘い甘いDreams Come Trueの世界にどっぷりと浸かっていきましょう!

未来予想図II

未来予想図II
DREAMS COME TRUE
1989/11/22 ¥250

あま~い。イントロからあまいよ中村さん!
ドリカム屈指の美メロ曲じゃないでしょうか。まぁこの曲だけじゃないっていうのがすごいところですけどね。こんな素敵なフレーズ、一生に一度でも思いついたらすごいのに、この人名曲を何曲作っちゃうんだろう。
曲としては、透きとおっているのにパワフルっていう、吉田美和のチート的ヴォーカルが炸裂しまくってます。何といってもアウトロの吉田美和のシャウトは震えます。生で聴いたら泣いちゃうだろうな。
『ブレーキランプ5回点滅 愛してるのサイン』とかが、ドリカムアレルギーの方々の不評を買ったりもしますが、捻くれてる人たちって怖いですね。笑

LOVE LOVE LOVE

LOVE LOVE LOVE
DREAMS COME TRUE
1995/07/24 ¥250

代表曲って何?って聞かれたら、多くの人がこれを選ぶのではないでしょうか。これは外せないですよね。中村正人の曲ですね、これは。センス一発で作ったんだろうなぁ。
ドリカムの曲って壮大な割に時間は短いことが多いんですが、これも何と3分半足らず!
今聞くと少しチープなシンセサウンドが逆にレトロで良いんだなぁ、これが。メロディラインはもう、素晴らしいの一言。吉田美和のビブラートが超引き立つ。

やさしいキスをして

やさしいキスをして
DREAMS COME TRUE
2010/03/20 ¥250

アンニュイで安定しないコード進行で一曲終わっちゃうんですが、吉田美和が、感情表現の技量の限りを尽くしているすんごい曲。怨念でもあるような、濃ゆい感情が、曲中ずっと押し寄せてきます。
特に、中盤の
 ”何もかも~放り出して~”
のニュアンスがもう最高すぎます。感情が表現上手すぎる。熱い。

うれしい!たのしい!大好き!

うれしい!たのしい!大好き!
DREAMS COME TRUE
1989/09/01 ¥250

パワーがすごい。こんなポジティブワードだけで攻められたら内気な男子はひとたまりもないんじゃ......。時代ですかね。
でも、吉田美和って本質的には暗い人だと思うんですよ。真っ暗な時に見る星ってきれいじゃないですか。それと一緒で、闇の中にある光だからパワーが増すんだろうなぁ。光を強調するには闇が必要っていうことだと思う。
そこが熱いんだなぁ。

大阪LOVER

大阪LOVER
DREAMS COME TRUE
2007/03/07 ¥250

元気元気元気系ラブソング!
ユニバーサルスタジオジャパンのハリウッド・ドリーム・ザ・ライドっていう最高のジェットコースターがあります。音楽をかけながら爆走できるんですが、乗りながらよく聞いたなぁ。冬の寒い平日に行くと乗り放題だったんだけどなぁ。今や超人気遊園地になっちゃったみたいでちょっぴり切ない。
ちなみに、吉田美和の関西弁は若干むかつく笑

KNOCKKNOCK!

KNOCKKNOCK!
DREAMS COME TRUE
2017/03/21 ¥250

カッティングとベースラインがグルーヴィーーな一曲。
吉田美和って、リズム溢れる黒いノリの曲たくさん歌ってるけど、そんなイメージあんまないんですよね。声量モンスターっていうイメージばっかりあるから。笑
でも、そういう音学がルーツなんですよね、中村正人含めて。
そんな熟練のノリが気持ちいいナンバー。

サンキュ.

サンキュ.
DREAMS COME TRUE
1995/02/22 ¥250

来ました、サンキュ.。これ意外と熱いんですよ。
失恋(?)を慰めてくれる友達への感謝ソングで、『なんだよそのしょうもない歌は』、って思われがちなんですが、歌詞追っていくと、ほっこり『いいなぁ』ってなりますから。
上昇機運の時に一緒に楽しんでくれる友達も良いですが、本当に大切にしたいのは、辛いとき、苦しい時に一緒にいてくれる友達ではないでしょうか。そういうことをふと思わせる曲です。
”髪切るならつきあうよ なんて 笑っちゃったじゃない”
これをこんなノリの曲に乗せてトロピカルに仕上げるなんて、もうセンス良すぎ~~!!!

朝がまた来る

朝がまた来る
DREAMS COME TRUE
1999/01/20 ¥250

明るい旋律じゃないんです。歌詞もどちらかというと憂鬱なんです。でも、なぜだか前向きになれる、元気が出るのは吉田美和の声のせいでしょうか。
なんとなく暗いイメージなのは、テーマ曲だったドラマ『救命病棟24時』の影響もあるんでしょう。でもすごく心の中で『いいんだよ、それで』って吉田美和が頷いてくれてるような気もするんですよね。お腹の方から温まる、救われる。そんな一曲です。

何度でも

何度でも
DREAMS COME TRUE
2010/03/20 ¥250

これはもう熱さが熱すぎて熱い熱血熱ソング。
サビがほとんどメロディラインが動かなくて、文字通り、何度でも吉田美和が畳みかけて元気注入しくるんです。
”10000回だめで へとへとになっても 10001回目は 何か 変わるかもしれない”
メロで音数少なくしておいて、一気にサビで厚塗りしてくるあたりがズルいですが、まんまとやられちゃう。
明日が10001回目かもしれないので頑張ろうっと。

おわりに

少しでもドリカムの熱さは伝わったでしょうか。ラブソングだけじゃないんです。熱いんです。というかむしろラブソングすらも熱いんですよ。
吉田美和の苦悩から出る温かさをぜひ感じて欲しい。

 

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