日本の美学、雅を追求し続けたロマンチスト
昭和の日本文学界で最も好きな作家は、と聞かれたら誰と答えますか?
川端康成、大江健三郎、安部公房、それとも大穴の村上春樹?
昭和とともに生きたと言われれば、昭和1年に満年齢1歳迎え、ともに年齢を重ねていった三島由紀夫、というのも一つの答えではないでしょうか。
(思想的にはかなりするどく尖っていくものの)日本を強烈に愛し、憂い、美しさを追求し続けた文章は決して色褪せることはありません。
日本的な美しさってなんだろう。西洋化し続ける日本の美しさについてふと思い返したくなった時に読み返すと、きっと(昔の)日本の美しさに再会できるはず!
目次
略歴・受賞歴
戦後の日本文学界を代表する作家の一人であると同時に、ノーベル文学賞候補になるなど、日本語の枠を超え、海外においても広く認められた作家である。
満年齢と昭和の年号が一致し、その人生の節目や活躍が昭和時代の日本の興廃や盛衰の歴史的出来事と相まっているため、「昭和」と生涯を共にし、その時代の持つ問題点を鋭く照らした人物として語られることが多い。
修辞に富んだ絢爛豪華で詩的な文体、古典劇を基調にした人工性・構築性にあふれる唯美的な作風が特徴。
晩年は政治的な傾向を強め、自衛隊に体験入隊し、民兵組織「楯の会」を結成。1970年(昭和45年)11月25日、楯の会隊員4名と共に自衛隊市ヶ谷駐屯地(現・防衛省本省)を訪れ東部方面総監を監禁。バルコニーでクーデターを促す演説をした後、割腹自殺を遂げた。この一件は世間に大きな衝撃を与え、新右翼が生れるなど、国内の政治運動や文学界に大きな影響を及ぼした。□主な受賞歴
新潮社文学賞(1954年)
岸田演劇賞(1955年)
読売文学賞(1956年・1961年)
週刊読売新劇賞(1958年)
フォルメントール国際文学賞第2位(1964年・1967年)
毎日芸術賞(1964年)
文部省芸術祭賞(1965年)
フランス・ツール国際短編映画祭劇映画部門第2位(1965年)
ランキング
ランキングポリシーは下記です。
- 独自ランキング
- 長編中心だが、短編集含む
- ネタバレ若干アリのため注意
それではさっそくどうぞ!
18位 豊饒の海
維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。矜り高い青年が、〈禁じられた恋〉に生命を賭して求めたものは何であったか?――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。現世の営為を越えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語
https://www.amazon.co.jp/dp/4103210206
四部作であり、三島が残したさいごの長編小説。
ロマンチストの三島が目指した小説の究極。20歳で死ぬことになる若者が、次の巻の主人公へ輪廻転生して物語がつながる、という構成になっています。
この第四巻『天人五衰』の入稿日に割腹自殺するというのが作家人生、というか三島の人生の終わりでした。。。感受性が鋭すぎたんですよね。思想と作品は別物ではありますが、あまりにも三島の怨念が強く感じられてしまって、読むのが苦しくなってしまいます。完成度は凄まじいんですけどね。
17位 美しい星
自分たちは他の天体から飛来した宇宙人であるという意識に目覚めた一家を中心に、核時代の人類滅亡の不安をみごとに捉えた異色作。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050139
これは秀逸ですよ。宇宙人だという意識に目覚めた家族を主人公に据えるという設定。
設定は三島らしくないんだけど、中身は実に三島らしい。文章はいつも通りこれでもかというまでに美しいんだけど、妙に冷たい視線からくるユーモアがやめられないんですよね。終盤の盛り上がりは流石の一言。
三島ってすごい。
16位 純白の夜屋
昭和23年。村松恒彦は、勤務先の岸田銀行の創立者の娘である13歳年下の妻・郁子と不自由なく暮らしている。最近、恒彦は学習院時代の同級生、楠と取引が生じ、郁子もまじえての付き合いが始まった。楠は一目見たときから、郁子の美しさに心を奪われる。郁子もまた、楠に惹かれていき、接吻を許す。が、エゴチスト同士の恋は、思いも寄らぬ結末を迎えることに…。
https://www.amazon.co.jp/dp/4041212103
プライドというものは持っておくべき、という時代だったんでしょうね。現代に生きる若者なんかは、そういったものとは反対の教育の受け方をしているはず。余計なプライドは捨てて、オープンマインドで助けを求め、協力しあって生きていこう、みたいな。
そんな時代に読む小説じゃねえ、って感じではありますが、プライドがあるから対立が生まれ、葛藤が生まれ、ドラマが生まれるんだよなぁ。時代を感じながら読むと良いです。
15位 鍵のかかる部屋
財務省に勤務するエリート官吏と少女の密室の中での遊戯。敗戦後の混乱期における一青年の内面と行動を描く表題作など短編12編。
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多様な作品が詰まってる短編集。
三島由紀夫が天才と言われる理由のひとつに、文体の柔軟性が挙げられます。上品な貴族的・華族的な豪華さを持ったもの、ユーモアや洒落に溢れた諧謔的なもの、生と死の匂いが充満する詩的な文体......
本当に一人の作家が書いたのかというほどです。
そういう意味では、三島由紀夫の文体カタログのような気持ちでまずこれを読むのも良いかもしれません。
14位 鹿鳴館
明治19年の天長節に鹿鳴館で催された大夜会を舞台として、恋と政治の渦の中に乱舞する四人の男女の悲劇の運命を描き、著者自ら〈私がはじめて書いた俳優芸術のための作品〉と呼んだ表題作。他に、人間の情念と意志のギャップを描く嫉妬劇「只ほど高いものはない」、現代における幸福の不毛性への痛烈な挑戦「夜の向日葵」、六世中村歌右衛門のために書かれた「朝の躑躅」。
https://www.amazon.co.jp/dp/410105035X
表題作『鹿鳴館』は三島由紀夫の戯曲の中でも特に評価の高い作品です。
心理描写と、事件が絡み合いながら物語は進んでいきます。そこにじっと鹿鳴館が美しく滅びていくような気がしていくのです。本当に美しいラストを読んで欲しい。
13位 夏子の冒険
裕福な家で奔放に育った夏子は、自分に群がる男たちに興味が持てず、神に仕えた方がいい、と函館の修道院入りを決める。ところが函館へ向かう車中、瞳に情熱的な輝きを宿す一人の青年と巡り会う。傑作長編ロマンス!
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三島由紀夫といえば濃厚な男臭いイメージがある方も多いと思いますが、軽快な作品も意外とあるんです。
本作『夏子の冒険』もそのひとつ。三島由紀夫が手がけるエンターテイメント小説って感じでしょうか。文体を自由自在に操る天才がポップに徹するとものすごいものが生まれるんですよね。絶対書いてて楽しかっただろうなと思えるほどポップで笑えます。笑
現代でも、ラノベなどで定番となっている貴種流離譚(若き高貴な存在が庶民に落ちて、ヒーローになるストーリーの型)が好きな人におすすめ!
12位 春の雪
維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。矜り高い青年が、〈禁じられた恋〉に生命を賭して求めたものは何であったか?――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。現世の営為を越えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語『豊饒の海』第一巻。
https://www.amazon.co.jp/dp/410105021X
三島由紀夫が、『世界解釈の小説 』、すなわちこの世の神秘を解き明かそうと書かれた小説。まず構想が熱くてロマンチストって感じですよね。
東洋を強く意識していて、輪廻転生や、日本語であることについても強く意識がされています。全然関係ないのですが、手塚治虫の『火の鳥』が思い出されるんですよね。宇宙・生命の神秘に迫ろうとするのが芸術家の行き着く先なのでしょうか。
死(自決)を覚悟している中書かれた小説ということで、ある意味三島文学の最終形態と言っても良いかもしれません。
11位 殉教
死の直前に編まれた、著者自選の第三短編集。三島文学の中心的なテーマをなしたロマネスクな世界への憧憬と日常世界との関係を、反時代的な主人公によって象徴的に描き、現代における貴種流離や異類の孤立の意味を追求した作品を集める。子供から大人へと成長していく精神の軌跡と、倒錯した性にからむ肉体的嗜虐の世界を描く表題作や『獅子』『三熊野詣』など9編を収める。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050317
ハズレなしの短編集。
異常性欲?と言われそうな狂った描写もたくさんありますが、どれもこれもが美文すぎて芸術になっちゃうんですよね。すごいわ。
全部名作の短編集を探している、という方にはこれを最優先でオススメ。
10位 仮面の告白
「私は無益で精巧な一個の逆説だ。この小説はその生理学的証明である」と作者・三島由紀夫は言っている。女性に対して不能であることを発見した青年は、幼年時代からの自分の姿を丹念に追求し、“否定に呪われたナルシシズム"を読者の前にさらけだす。三島由紀夫の文学的出発をなすばかりでなく、その後の生涯と、作家活動のすべてを予見し包含した、戦後日本文学の代表的名作。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050015
三島由紀夫が自分の同性愛や、性的倒錯を告白した自伝的小説とされています。告白そのものが”仮面”という可能性も多分にあるかと思いますが、その評価はここでは書きません。
初期の名作であることは間違いないです。読者は若い作者の手のひらで踊らされ続けます。”仮面”の告白という題名からもこれが虚構か真実なのかはわかりません。
そもそも、告白というものでは、真実を語れるものではないのかもしれません。本来感情や思考という、言葉だけではないものに、言葉というフィルターがかかってしまうのですから。
24歳で書いたとは思えない技術、テーマの構築力です。。。小説家志望の人は読むと、才能が眩しすぎてゲンナリするかもしれませんのでご注意を。笑
9位 沈める滝
天性の美貌と豊かな財力にめぐまれた貴公子城所昇は、愛を信じない青年である。彼は子供のころ、鉄や石ばかりを相手にしてすごし、漁色も即物的関心からで、愛情のためではない。最後の女顕子に惹かれたのも、この人妻が石のように不感症だったからなのだ。──既成の愛を信じないという立場に立って、その荒廃の上にあらためて人工の愛の創造を試みた、三島文学の重要な作品。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050112
この作品で主人公は妻との人工恋愛を想像するために冬を孤独に越す、ということを試みます。
三島由紀夫はテーマを背景で語るのが本当に上手いです。ダム建設にこもる夫、ダムで沈められる滝のように流れる女たちとの対比。小説とは、語らないもので語るのだ、ということを教えてくれる作品。
8位 恋の都
26歳、才色兼備の朝日奈まゆみはジャズバンドのマネージャーだが、根っからのアメリカ嫌い。彼女の恋人五郎は過激な右翼団体の塾生だったが、敗戦と共に切腹したという。ジャズバンドに打ち込むことで辛さをまぎらわそうとしていたまゆみの下へ届けられた、一本の白檀の扇が運命を変える。敗戦後の復興著しい東京を舞台に、戦争に翻弄される男女の運命を描く。
https://www.amazon.co.jp/dp/4480424318
三島由紀夫のエンタメ小説。90年代ならフジの月9ドラマに採用されてたんじゃないかっていうテイストの小説です。
いつもの三島由紀夫のシニカルでアイロニー溢れる視線が相当抑えめで、楽しく書いているのがわかります。いわゆる”ブンガクブンガク”してないのですごく読みやすい。さらっと読める三島文学を探している方にオススメ!
7位 青の時代
地方の名家に生れた川崎誠は、父への反感を胸に徹底した合理主義者として一高、東大へと進むが、ある日大金を詐欺で失った事から今度は自分で金融会社を設立する。それはうまく行くかに思われたが……。戦後世間を賑わした光クラブ社長の自殺に至る波瀾にみちた短い生涯を素材にして、激しい自己反省癖と自意識過剰の異様で孤独な青春を描いて作者独自のシニシズムに溢れる長編。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050201
失敗作、と三島由紀夫本人も言っていて、 評価もそんなに高くないんですよね。
ですが、個人的には”(ある種の)青春の屈折”とか、”青春の終わり”とかが書かれた小説は尊いと思うんです。人生で最も貴重な一瞬の煌めきが見えるような気がするのです。そういう類のテーマが好きな方は是非読んでみてください。
6位 絹と明察
駒沢紡績の社長駒沢善次郎は、自分を〈父〉とし従業員たちを〈子〉とみなす家族主義的経営によって、零細な会社を一躍大企業に成長させた。しかし、彼の外遊中に、ハイデッガーを奉ずる政財界の黒幕岡野の画策によってストライキが決行され、三カ月間の争議の後、会社は組合側に屈する――。近江絹糸の労働争議に題材をとり、日本的心情と西欧的知性の闘いを描いた長編小説。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050376
本作の ”父殺し”というテーマは普遍的です。ギリシャの古典『オイディプス王』から決まった形式です。村上春樹『海辺のカフカ』でも母と交わり、父を殺す、というものが大きな下敷きになってはいます。
この作品の後、三島由紀夫は”楯の会”を結成するなどし、思想を尖らせていきます。三島由紀夫の思想の転換点の終着地点となった作品でもあります。
日本的価値観が失われた過程が描かれていると言っても良い作品です。イコール、現代の価値観とは大きくずれた、忌まわしきものとされている価値観です。現代の常識に疑問を持たれている方はぜひ読んでみてください。
5位 午後の曳航
船乗り竜二の逞しい肉体と精神に憧れていた登は、母と竜二の抱擁を垣間見て愕然とする。矮小な世間とは無縁であった海の男が結婚を考え、陸の生活に馴染んでゆくとは……。それは登にとって赦しがたい屈辱であり、敵意にみちた現実からの挑戦であった。登は仲間とともに「自分達の未来の姿」を死刑に処すことで大人の世界に反撃する――。少年の透徹した観念の眼がえぐる傑作。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050155
6位『絹と明察』にも通じるテーマです。母と交わる男を見て初めは英雄だと思う息子が非常におもしろい。そういえば、村上春樹『海辺のカフカ』でも、幼児時代に母と交わる(乳を吸う)男の描写がありました。
本作でも、英雄だったはずの”男”(父)が英雄でなくなっていく様が描かれています。やはり、ロマンチスト三島由紀夫には、俗物と化していく存在が許せなかったんでしょうね。理想に生きすぎていたのかもしれません。
父殺しのテーマに興味がある方は必ず読むことをオススメします。
4位 宴のあと
プライヴァシー裁判であまりにも有名になりながら、その芸術的価値については海外で最初に認められた小説。都知事候補野口雄賢と彼を支えた女性福沢かづの恋愛と政治の葛藤を描くことにより、一つの宴が終ったことの漠たる巨大な空白を象徴的に表現する。著者にとって、社会的現実を直接文学化した最初の試みであり、日本の非政治的風土を正確に観察した完成度の高い作品である。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050163
徹底的な二項対立で書かれた小説。この点は日本らしくないといえば日本らしくないです。だからこそ海外でも評価が高いのかな。
理想と現実、貴賓と下賤、冷静と情熱、理屈と本能。。。めちゃくちゃわかりやすく書かれています。ただし思想と、行動(佇まい)は別だったりするのもまたおもしろい。圧倒的に読ませる小説です。
3位 女神
さながら女神のように美しく仕立て上げた妻が、顔に醜い火傷を負った時……女性美を追う男の執念を描く表題作等、11編を収録する。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050252
『女神』を3位に。読みやすくておもしろい。実にわかりやすく三島由紀夫の魅力について表現している作品だと個人的に思います。
男性が美を追い求める姿の究極の姿を描いているのかもしれません。
女性も美を求めますが、男性は、より神格化した美を求めます。観念的な美とでも言いましょうか。女性はもちろんのこと、心当たりのある男性は是非読んでみてください。笑
2位 金閣寺
一九五〇年七月一日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み――ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇……。31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050082
三島文学が花開いた作品とも言われる、三島由紀夫の代表作。
虚弱体質の三島由紀夫が、文字通りボデイビルなどで肉体改造をし、身体が強くなって、文体まで力強さを増して書かれています。日本文学史に残る傑作です。
様々な分析本も出ているので、それらも合わせて楽しめます。
1位 潮騒
文明から孤絶した、海青い南の小島――潮騒と磯の香りと明るい太陽の下に、海神の恩寵あつい若くたくましい漁夫と、美しい乙女が奏でる清純で官能的な恋の牧歌。人間生活と自然の神秘的な美との完全な一致をたもちえていた古代ギリシア的人間像に対する憧れが、著者を新たな冒険へと駆りたて、裸の肉体と肉体がぶつかり合う端整な美しさに輝く名作が生れた。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101050074
1位は潮騒。
三島由紀夫、と言うと思想に注目されがちですが、美しい文章を書いて、プロット・ストーリーまでも美しく整えられる能力は本当に天才的なんです。むしろ思想の価値なんて、時代とともに変わっていくものなので、参考程度でよいのでは、と。
あくまでフィクションの創作者として物語を語る、三島由紀夫の素晴らしさがわかる作品です。
おわりに
生き方そのものがドラマティックで、作者自身から出てくる色気が凄まじい名作たち。まさに世界の三島。
三島の思想万歳!というテンションのランキングではなかったので、拍子抜けされた方も多いかもしれませんが、時が経っても変わらない美しさは文体であったり、文そのものに宿る力だと思うんですよね。
なので、日本的な美や、雅な雰囲気が好きな人におすすめです!
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