『つまんねえ人生』を変える
つまんねえ人生なのは全部あなたのせいです。全てあなたが選んでいるのです。
しかし、あなたはそれを変えられます。
人生は選択で生きています。つまらないのはあなたの選択がつまらないからです。
心の中にある夢を叶えましょう。方法論がわからなければ学べばいいのです。世の中にはたくさん人生を楽しんでいる人がいて、たくさんの方法論が溢れています。それらを吸収し、オリジナルの方法論を確立していくのです。
偉大な人物のほとんどみんなそうやってオリジナルになっていくのですから。
この記事で紹介するのは谷口貴彦『ザ・コーチ』シリーズを読んで私が感じたことです。
小説仕立てで夢のつかみ方や人生を楽しむ方法が描かれています。ちなみに書籍ですが、物語としては三流です。そっちが主題じゃないので。
自己啓発本としてはためになることがたくさんあったので、シリーズ3つからポイントを抽出してお伝えします。
目次
1. ビジョンを描いて夢を目的化し、ゴール・目標に落とし込む
たくさん言葉が出てきているので、まず定義してしまいましょう。
◯ことばの定義◯
- 夢:願望や、漠然とした叶えたいこと
【例】南国で好きなことだけして自由に生きたい - ビジョン:夢を叶えている状態の想像イメージ、または光景
【例】ハワイの別荘で、大切な人に囲まれて暮らしている - 目的:成し遂げようとする事柄
【例】好きなことで稼いで自由を手に入れる - ゴール:目的達成のための最後の目印
【例】副業だけで月100万円稼ぐ......etc - 目標:目的達成のための目当てとなる目印
【例】投資の勉強をする、事業計画書を作成する......etc
まずは潜在意識の中に眠っている、やりたいことを見つけます。【死ぬまでにやりいたい100のリスト】とかでも良いですよね。ロバート・ハリスの著書も良いです。
リストに載せるのは、例えば、私だったら南国で自由に暮らしたい、とか。どんどん書いていきましょう。
漠然と眺めているうちに、夢のようなものが決まってくるでしょう。その状態を強くイメージします。例えば女好きの人なら、美女に囲まれてハーレム状態、とかを強くイメージしてみてください。イメージで具体的にすることで、やる気すごい上がるんですよ。
*あまり欲にまみれるとよくないです
ビジョンを描いて方向性が高まったら 、目的化します。
夢を叶えてビジョンの状態にたどり着くのです。
例えばリストを見て、南国で暮らしたい、趣味をたくさんしたい、などが目だっていたら、好きなことで稼いで自由を手に入れることを目的にする、とかですね。
あとはその目的に向かう目印をつけて、ひとつずつクリアしていけばOK。
例えば、本業以外に副業を持つ、副業を事業化して安定収入にする、投資の勉強をして年利5%を達成する、最終的なゴールは副業だけで月100万円を達成する、とかですね。
困難は分解せよ、という言葉がありますが、目標をひとつずつ達成していけば、夢に辿り着くということがイメージできます。
このあたりはシリーズ1作目に多く書かれています。
2. ライフバランスを考える
さて、夢への辿り着き方については理解できました。
次に考えるのは日々目標をこなすために大切なことです。24時間その夢のことだけ考えて生きていく、これは大変アンバランスです。極端な生活は、夢以外の全てを奪います。
下記6項目の充実を生活の基礎として考えましょう。
◯生活の基礎6項目◯
- 人間関係・家庭
- お金・収入
- 仕事・生きがい
- リフレッシュ・チャージ
- 健康
- 環境・持ち物
例えば、虫歯だらけで、抜けかけの歯がたくさんある状態では、夢へ向かう活動の効率はいくら落ちるでしょうか。
子どもや家族から愛想を尽かされて、いがみ合った環境にいたとして、ずっと頑張れるでしょうか。
自らの生活の基礎となる部分を安定させることを大切にしましょう。上記6つの項目が必要十分充たされているか、定期的にチェックするとよいです。
このあたりはシリーズ2作目に多く書かれています。
3. ブレーキを取り除く
夢への向かい方がわかり、それを達成するために必須な基盤・ライフバランスを整えることを確認しました。
あとは目標をひとつずつ達成していくだけ、なのですが、我々には無意識のうちに行動をブレーキする要因がたくさんあるのです。下記をみてみましょう。
◯ブレーキとなる原因◯
- 評価されることへの恐怖心や猜疑心
- 不安・不満・不明確といったマイナスの心理
- 先入観や固定概念・思い込みに囚われる
- ......etc
これらは、人間が生きていく上で必要なものでもあります。
例えば、将来への不安がなければ、手持ちのお金を全て使って無一文になってしまうでしょう。不満を持てなければ、改善点は見えてきません
ただし、一歩踏み出して行動するのに、あまりにもブレーキが大きすぎては、身動きがとれません。
ひとつひとつブレーキを取り除きましょう。
例えば、不明確というマイナスの心理を取り除くために、情報収集を徹底して曖昧なものをなくしたり、固定概念をなくすため、客観的なアドバイスを他人に求めたり、など、ひとつひとつ解決していくのです。
そうすることで、精神的に軽くなって、何事にもトライしやすい環境が整います。
このあたりはシリーズ2作目に多く書かれています。
4. 時間の【投資・消費・浪費】を考える
夢を叶えるために、基礎を作り、マイナス要素を取り除けば、あとは実行あるのみ!
そこで最も重要になってくるのが時間管理です。
あなたの生活を思い起こしてみてください。朝起きて、仕事へ行って、帰って、ご飯食べて少し飲んで、テレビを見て、お風呂入って、寝る。
土曜は昼過ぎまで寝て、家事をして夜は飲みに行く、夜更かししたままなので日曜も昼過ぎまで寝て、ぼんやりしたまま週末が終わる。。。
こんな風に1週間が終わってしまう人、たくさんいるんじゃないでしょうか。
夢を叶えるためにはメリハリをつけたタイムマネジメントが再重要です。飲む時間ももちろん大切。仕事の時間だって削れない。リフレッシュのテレビも必要だし、家事だってしなくちゃならない。じゃあどうするか。
時間を【消費・浪費・投資】にわけて考えます。
これってどこかで聞いたことありませんか?そうです。お金の管理と同じなんです。
できるだけ投資にお金を回しましょう、っていうのがお金の管理でも言われていますが、時間管理に関して大切なことはただ一つ。主体的に使い方を決める、ということ。
計画作成段階で、2.で考えたライフバランスを取れるように、重要度の高いものからスケジュールを埋めましょう。重要度の低いものが入る隙間をなるべくなくすように、前もってスケジュールを大切なことで埋めていくことが大切です。
初めは上手くいかないので、手さぐりで改善していきます。これをPDCAを回していきます。1週間毎とか、1か月毎で計画と実績を見比べながら、修正をしていくのです。
これは絶対にやった方が良いです。どんどんあなたの人生が濃くなっていきます。
このあたりはシリーズ3作目に多く書かれています。
おわりに
夢を叶えるために大切なこと4点をまとめてお伝えしました。
振り返るとこんな流れですね。
- 夢の見つけ方、目標への落とし込み方
- 生活基盤の重要性について
- 挑戦を阻む要因の取り除き方
- 実行するための時間管理
大切なことを大切にすると、人生がどんどん楽しくなります。
この記事が何かのヒントになれば幸いです。
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