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DAOKOはラッパーではなくなってるけど好き【おすすめ4曲】

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ラップ・シンガーっていうか、ポップ・シンガー

 

DAOKOさん(@daoko_official)がシェアした投稿 -

 

元々はニコラップでブームのきっかけを作った熱いヤツ(ガチガチのラッパーの暑苦しいやつって意味ではなく、珍しいヤツって意味)だったんだけれども、メジャーデビュー以降はポップシンガーって感じになっているDAOKOさん。昔の尖ってた感じの彼女の方が良かった......っていう向きもありますが、実は、今もいいんだよなぁ。
彼女のことを良く知らない方のために略歴を下記wikiより参照↓↓

中学3年生のときにニコニコ動画(以下ニコ動)の「ニコラップ」にラップを投稿し始め、ニコ動内で出会ったJinmenusagi(人面兎)の呼びかけで客演参加した楽曲での振る舞いがネット発のインディーレーベル「LOW HIGH WHO? PRODUCTION」の主宰者に気に入られ、高校入学と同時に同レーベルと契約。進学した女子校の校則(芸能活動禁止)が厳しく、顔を隠した状態での活動となる。
後にm-floの☆Taku Takahashiに見出されm-flo + daoko名義による楽曲「IRONY」が2013年公開の映画『鷹の爪 ~美しきエリエール消臭プラス~』の主題歌に起用される。2014年、庵野秀明率いるスタジオカラーによる短編映像シリーズ「日本アニメ(ーター)見本市」の第3弾作品『ME!ME!ME!』の音楽をTeddyLoidと共に担当し、世界各国から大きな注目を集める。
音楽性については「ラップ」「ポエトリーリーディング」「ウィスパーボイス」が作風を構成する三大要素で、ダークで内省的なリリックと美しいコーラス・ワークが相まって、独特の作品世界を構築している。分類的にはヒップホップのカテゴリーに位置付けられるが、2010年代前半に頭角を現したDJみそしるとMCごはんなどの「ゆるふわ文化系女子ラップ」と呼称されるムーブメントに属する新世代の女性ラッパー。
DAOKO - Wikipedia

wikiではいまだにラッパーっていう紹介ですが、もうそれはちょっと違うかな。
で、じゃあ今どんな音楽してんの?っていうのを、おすすめ4曲を紹介しながら語っていきたいと思います!
若い才能って、いいよね。 

目次

打ち上げ花火

映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌で、なんと米津玄師が作詞、作曲、プロデュースを手がけてます。それで“DAOKO×米津玄師”名義で2人が唄っているんですよねぇ。
DAOKOすげえ。出世スピードがすげえ。20歳そこそこで。登っていってるなぁ。二人を出合わせたのはあのプロデューサー川村元気。いやぁ、才能の周りには才能が集まるんですなぁ。スタンド使いは惹かれあうッッッッ
曲に関しては、ピアノが印象的で美メロにもちろん夜空に花火が打ちあがるような、音数少ない空間の中にドラム音がフィーチャーされる瞬間は、花火みたいでドキドキします。これを聞いてわかるように、DAOKOはラッパーではないんですよね。

ShibuyaK

ShibuyaK
DAOKO
2015/10/21 ¥250

ゲームミュージックみたいなベース音が最高な一曲。オタッキーな少年少女、もしくはスーファミ世代のおじさんおばさんのテンション爆上げ間違いなしのナンバー。
エフェクトで加工されたウィスパーヴォイスは、相対性理論のやくしまるえつこを思わせる才能がありつつも、リズムのフィーリングがやたらよくて感情表現も巧みなのでもう参っちゃう。これはラッパーとしての経験が生きてる......ラップ・シンガー!
なんかオタク×JPOP/HIP-HOPテイストってのはずっとじわじわ来てたけど、更に爆発的に普及しそうな空気感。こういうのが新世代なのかなっていう感じ。
勉強になります!

TOKYO-KICK-ASS

TOKYO-KICK-ASS
DAOKO
2017/10/18 ¥250

アッパーなナンバーをもう一曲。
元ラッパー(今でも?笑)なので、リズムを売りにしたこういう曲は得意ですね。表現力っていう意味で言うとホントアイドルたちとは比較にならないぐらい優れてます。
ダンスなんだけど、DAOKOさん自身が休符をちゃんと感じられてるからすごくノレる。

ステップアップLOVE

いやいや、岡村さんとコラボしちゃったよDAOKOさん!っていうか好きだったんですね岡村さんのこと。まぁ唯一無二の存在だけども。若者の感性ってホントもうわけわかんないです。笑
これがもうむちゃくちゃイイんですよ。
メロのDAOKOのラップ・シンガーとも言うべきフレージングのリズム感で引き込まれますし、岡村さんの狂ったような色気満載のヴォーカルも良い。
でもそれより何がイイって、バックが(生演奏を打ち出してはないんですが)、アレンジめちゃくちゃ凝っている。ギターのカッティングもベースラインも激熱だし、シンセもキレッキレ。特にギターのカッティングは舐められがちなJ-POPが本気出した時のソレ(90年代のSMAPとか、ドリカムとか、あとちょっと種類は違うけどELTとか)。岡村ちゃん本気出してるぞこれ笑
ハイパークールなので全音楽好きに届けたい。

おわりに

わけわからないほどの才能の塊・DAOKO(だをこ)の魅力について語りました。もはやラッパーって感じではないのだけれども、リズム感がたまらなく良いからこそのフレージング、細かいヴォーカリストとしての表現力が凄まじくて、もう心が揺さぶられまくりす。こんな小童にむちゃくちゃされちゃうの!?的な感じで。
声量が鬼のようなディーヴァって感じのヴォーカリストではないですが、これからの時代はこういう路線がむちゃくちゃ売れるんだろうな。

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