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カナダのフェイクポップスター・グライムスを日本の操り人形クソアイドルに飽きた人に捧ぐ!【おすすめ5曲】

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作詞作曲・(セルフ)プロデュース全部やるごちゃまぜポップの炎上美女

 

Grimezszさん(@grimes)がシェアした投稿 -

Grimes(グライムス)青い髪時代。かっこよかったなー 
Instagramで画像たくさん見れるのでオススメです。

見た目はザ・クリエイター、って感じですが、音楽的にも遊び心満載。かつ非常に現代的で聞き応えありまくりなんですよね。でも、ノリが良いだけのEDMともまた違った奇妙な中毒性があるんです。音楽好きにも堂々とオススメできます。
とにかく、クソみたいな操り人形と化した日本のアイドルたちに飽き飽きした真のアイドル好き(?)にグサグサ突き刺さること間違いなし!

この記事ではおすすめ5曲を挙げながら、Grimesについて紹介していきます。

目次

フェイクポップスター:音楽もビジュアルもセルフプロデュース!

Grmiesが稀有な存在である理由は、自分で楽曲を作詞作曲するのはもちろんのこと、それを自分自身に表現させる。プロデュースするというメタ的なことをやってのけてるんです。それが彼女がフェイクポップスターといわれる所以です。自分でプロデュースしたい(アイドル)造型を自分自身に演じさせちゃってるんですね。
そんな21世紀型アイドルとも言える彼女の才能が開花した時期の2曲を紹介。

Vanessa 

もともとポップスターになるのではなく、天才クリエイターを目指していたという彼女ですが、ビジュアルもいいし、イイ感じのクレイジーさ(褒めてる)も明らかなので、パフォーマーとしても良いんだよなぁ。


Grimes - Vanessa - 2013 ACL Festival

これは2011年のもので、この頃はクールなエレクトロニカ寄りのサウンドでした。ポップセンスは抜群ですけどね。

Genesis

こちらは彼女の評価が急激に上昇させた2012年のアルバム”Visions”の1曲。
このアルバムからは、”Genesis”のほかにも”Oblivion”というモンスター級の名曲が生まれているので、Grimesを知る上では必聴です!

Genesis

Genesis

  • Grimes
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

とにかく耳触り抜群だしかっこいいし美しいし才能がすごいよGrimes。。。

SNSは炎上しまくりの過激派

と、これだけの才能を爆発させていれば当然色んなことを言われるわけで。セルフプロデュースやめろってアドバイスされたり、女として性的なアイコンとして見られたり。(まぁ売れる上では当たり前の過程ですが)相当鬱憤がたまっていたようで、たびたびSNSで炎上騒ぎに。笑 その反動で一時期は鬱々とした曲ばかり作っちゃったようです。

で、出来上がったのが、2015年の傑作アルバム”Art Angels”!!これは超名盤かつ、これまでの作品の中で一番わかりやすくポップなので、初心者はまずこれから入りましょう!

このアートワークやばくないですか?日本のアニメ(AKIRAなど)とか、ゲームのサントラからも影響を受けているってことで、守備範囲広すぎっす。 

REALiTi

”Art Angels”に収録されていますが、Grimesがダークサイドに堕ちていた時に作られたということで歌詞は若干暗め。曲もダンスビートなんだけれどもどこか暗い。
けど私的にはこの曲がGrimes史上最強曲じゃないかって思うんですよね。爆発力はないんだけれども、ダークサイドの中に差し込む光が美しすぎて覚醒しちゃいそうになる。


Grimes - REALiTi (10 hours)

 

ごちゃまぜ現代的ポップ!

傑作アルバム”Art Angel”からもう2曲ほど名曲を見ていきましょう。

Flesh without Blood

ダンスビートじゃないのになんでこんなに踊れるの!?
”REALiTi”とは打って変わってアッパーでパワフルな一曲。けど、歌詞は切ないんですけどね。歌詞の意味を理解したときに、この疾走感は別れによる、逃げ出すことによる、疾走感なんだ、って気づく。その時にGrimesの恐ろしさに気づくはず。
”Just let me go ”
が切ない。


Grimes - Flesh Without Blood - Trianon Paris 2016

Belly of the Beat

出だしの
”I've been thinking (ずっと考えてる)”
の歌い方がリズム、発声ともに無茶苦茶クール。セクシーでさえある。
エレクトロニカ×アコギはアレンジが難しいと思うのだけれども、Grimesはとっても上手に料理していて、全く野暮ったさを感じさせない。現代的なサウンドへ仕上げる手腕はさすがだなってうならせられます。

Belly of the Beat

Belly of the Beat

  • Grimes
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

おわりに

日本のクソみたいな媚びまくったお飾りアイドルとは違って、”尖ったアイドル”とも言えるGrimes。賛否両論ある彼女ですが、好きな人は音楽を聴けば一発でファンになるはず。

 

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