”本物”のブランキー時代/UAとのAJICO/ソロの名曲をあわせて紹介
スタンド使いは惹かれ合うッッッッ!といいますが、よくもまぁこんなすごい3人が揃ったなぁと、いうくらいにハイレベルなバンド・ブランキージェットシティ。
ブランキーってどんなバンド?って人のためにまず略歴紹介 from wikipedia!
BJC(ブランキージェットシティ)メンバー略歴
●BLANKEY JET CITY
自分たちで作った物語が由来。あらすじの概略は、「かつて黒人解放運動を行っていたブランキーという男がいた。ブランキーは、その後年をとった時にひとりぼっちになってしまった。ひとりで、あてもなく旅をして辿り着いたのが、ジェットシティというごきげんな街。この街をえらく気に入ったブランキーは、その街の市長になった。」音楽業界のファンも多く、椎名林檎や降谷建志、JUDY AND MARYのTAKUYA、タモリなどがファンであることを公言している。
●メンバー
■浅井健一
〈愛称:ベンジー〉 ボーカル、ギター
ほぼ全ての楽曲において作詞・作曲。
共にAJICOを組んでいたUAからは「詩人」と評され、2回シングル曲を共作したことがある椎名林檎からは「歩く芸術」と評された。
さらに椎名は「曲に日本語をのせるとかっこ悪いと思っていたのにこの人の歌を聴いて日本語でもこんなにかっこいいものが作れるんだと衝撃を受けた」とまで述べた。なお、浅井はラジオのゲスト出演で椎名の曲を「かっこいい」と評価している。■照井利幸
愛称は「照ちゃん」「テリー」 ベース
BLANKEY JET CITYの解散後、KOOKの神内多句磨と共にCARNEを結成。照井はベース、ギター、シンセサイザーを担当。
2002年、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケ(ボーカル、ギター)、ASSFORTのMASATO(ドラムス)と共にROSSOを結成。アルバム『BIRD』の発表後にLOSALIOSらと全国ツアーを行う。
浅井健一のシングル「危険すぎる」に、ベーシストとしてレコーディングに参加。■中村達也
ドラム
BLANKEY JET CITYのドラマー時代から多数のバンドに参加しており、LOSALIOS、FRICTION、斉藤和義とのロック・ユニットMANNISH BOYS、チバユウスケ、イマイアキノブとのベースレス3ピースバンドThe Golden Wet Fingers、KenKenとのハイスペック・バトルユニットSPEEDER-X、仲井戸麗市と結成したthe dayなどで活動。
また、蔦谷好位置の呼びかけでSuperflyのレコーディングやLIVEにもTHE LEMON BATS名義で参加している。
BLANKEY JET CITY - Wikipedia
浅井健一 - Wikipedia
照井利幸 - Wikipedia
中村達也 (ドラマー) - Wikipedia
業界人・同業者にも相当人気があって、いわゆる”本物”感がありました。ギターボーカルのベンジーは子どもみたいに無邪気だし、その横、後ろでリズム隊のテリーとナカタツは鬼みたいな形相で戦ってるみたいに演奏してました。
例えば今週のミュージックステーションとかに出演したとすると、無茶苦茶浮くでしょう。笑 でもめちゃくちゃかっこいいんです。
そんな私の偏愛するBLANKEY JET CITYと、浅井健一関連曲の中から厳選した11曲をランキング形式で紹介します。
目次
おすすめランキング
- 独自ランキング
- ブランキーが中心
- 浅井健一作曲のものもチョイス
それではランキングどうぞ!
11位 SATURDAY NIGHT
BLANKEY JET CITY Saturday night Last Stage
サラレナイ♪ が耳に残る名曲!歌詞が気取っているのにとても詩的、唯一無二の感性が切ないコード進行と合わさって、痛いほどに心を打ちます。
ラストライブのベンジーのソロは歴史に残る名演です。1:50ぐらいからです。
いきなり弦切れるっていうね。テリーとナカタツ焦ったでしょうね~笑 からの、怒涛のソロ。無茶苦茶かっこいいっす。こんなの弾けたら最高だろうなぁ。
10位 冬のセーター
初期の名曲。
”モデルガンを握り締め
僕は自分の頭を撃ち抜こうと思って
引き金を引いたのさ
・・・
ことしの冬は
とても寒くて長いから
おばあさんが編んでくれた
セーターを着なくっちゃ”
自然とこんな歌詞が書けるって、天才としか言いようがないですよね。 思ったことをそのまま書く、ということで、たまにちょっぴり幼稚で陳腐な歌詞も書くんですが、詩の神が宿っている時はすごいです。
9位 ガソリンの揺れ方
ギター・ベース・ドラムのアンサンブルが最高に決まっている曲。ブランキーの代表曲でもあります。ナカタツのキメがキレッキレ。
フィル・キメ、クラッシュ一発の重み、全て格好良い一曲です。ドラマーにとってはかなり勉強になります!
8位 ペピン
打ち込みが取り入れられたことで波紋を呼んだ一作。この打ち込み導入でメンバー間に亀裂が入ったとも言われているの、ファンにとっては複雑な意味を持つ一曲です。
また、ソロやAJICOでも度々演奏していて、いわゆる古びないクールな曲なんですよね。 個人的には色んな思いが詰まっている曲です。
7位 原爆とミルクシェイク
ベンジーこと浅井健一のソロから一曲。ギターのサウンドが鋭くて痺れます。ライブでのソロとか、ペキョリそうでペキョらないテクニック、心の叫び声のような音色が最高な一曲です。
ベンジー、ミルクシェイクとか、好きですねほんと。笑
6位 ディズニーランドへ
アコギが印象的な一曲。歌詞が強烈です。
”なぜなら彼は
気が
狂ってるから ”
イントロの物憂げなアコギの旋律を気だるそうに弾くベンジーめちゃくちゃ様になっているんですよね。狂った職人のようなテリーのベースがジンジンくるし、ナカタツは鬼のような形相で腕をしならせる。もうたまらないです。
5位 波動
ベンジーの曲の中で最も美しい曲は?と聞かれたら、私は間違いなくこの曲を挙げます。
アップライトベースのTOKIE、名ドラマー椎名恭平のリズム隊が渋くて、フロントにはUA、そしてギタボとしてベンジー。面子的にホント夢の布陣だったと思うんですよね。東京事変並に豪華なメンバー。またライブやってくんないかな、AJICO Show。
まず曲名がかっこよすぎる。そして名前負けするどころか更に高みを行くサウンド。ハイパーおすすめの一曲です。
4位 危険すぎる
浅井健一ソロからもう一曲。
サビが危険すぎて笑顔を書きたすぎてかっこよすぎる。ライブでは声出て無くてかわいい一面も笑
歳を取ってもかっこいいっていう、日本のロックにはあまりないところを独自路線で突き進んでる姿に痺れます。
3位 ★★★★★★★
色んな意味でアブナイ曲。
人殺しの気持ち、というタイトルがつけられなくてこんな題名になっちゃったらしい。この頃のライブは殺気が尋常じゃありませんでした。テリーはモヒカンでキマった顔しているし、ベンジーはヤンキーだし、ナカタツはわけのわからないゴーグルを頭につけたりして、ほんと謎に迫力満点でした。
演奏もむちゃくちゃで、イントロの三人のキメキメの展開からテリーがぐいぐい引っ張るビートがたまりません。あぁ、こんなロックバンドが日本にいたんだなぁ。
2位 3104丁目のDANCE HALLに足を向けろ
BLANKEY JET CITY 3104丁目のダンスホールに足を向けろ Last Stage
サビどうなってんの!?
なぜあんなフレーズを引きながら歌えるんだ!ロックキッズの叫び羨み妬み憧れ慈しみ無限の愛その他もろもろが溢れ出す超名曲!
いやぁ理解不能でしたね。こんな曲が書けるなんて本当にセンスの塊。歌詞、ギターフレーズ、旋律、どれも最強にかっこいい!
あとナカタツ叫び過ぎな。笑
1位 SALINGER
1位はSALINGER。派手さはないけれど、個人的にむちゃくちゃ思い入れのある曲なので1位に入れました。学生の時、サリンジャーに傾倒して、この曲も(あんま関係ないけど)効きまくって、心が助けられました。
助けられるような曲か?って思われるかもしれませんが、たしかにあの頃の私はベンジーと共鳴したんですよね。そんな思い出の一曲です。テリーとナカタツは最強のリズム隊だし、ベンジーはホント、カリスマ。
悩める全ての人に聞いて欲しい。
おわりに
ブランキーと浅井健一関連のオススメ曲ベスト11を紹介しました!
動画見まくって書きましたが、やっぱ熱いなぁ。紹介したりない。バンドしたくなっちゃうし、若々しい気持ちになれます。
老け込んでいってもベンジーのようにいつまでも反骨心だったり、純粋な心だったりを忘れたくないものです。
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