京セラフィロソフィーで煩悩から解き放たれよう
なんとなく仕事に行く気がしない、家族にイライラする、友人関係が煩わしくて全員切ってしまいたい、思っていた人生と違ったようになっていってる気がする。。。
悩みって次から次へと出てきますよね?
暴飲暴食や、ショッピング、人に八つ当たりする、、、など、ストレス解消方法はいくつかありますが、きちんと根源治療してますか?
原因を直さないと、また悩みが深まるばかりです。きちんと煩悩と向き合って、悩みの少ない人生を送りましょう!
徹底的に小さな仕事を行い、徳を大切にし続けている京セラ・KDDIの生みの親稲盛和夫。この記事では彼の100万部超えのベストセラー書籍『生き方』を読んで解決しそうな3つの悩みを取り上げて、生き方のポイントをお伝えします。
目次
悩み1. 生きる意味がわからない
毎日毎日同じことの繰り返し。与えられた仕事をただそつなくこなし、ご飯を食べてお風呂に入って寝る。これって生きているって言えるんだろうか。
そう思ったこと、ありませんか?私はあります。
稲盛和夫は、魂を磨くために人生はある、と言います。彼は経済界で圧倒的な結果を遺したあと、仏門に入るのですが、仏教の世界では、精進ということが重視されています。一生懸命に労働し、脇目も振らずに目の前のことに集中して打ち込むことが美徳とされているのです。
話は変わりますが、スティーブ・ジョブズのおかげで瞑想が脚光を浴びていますが、瞑想も、まずは呼吸にのみ意識を集中し、無意識の中に入っていきます。ひたすら何かに打ち込む、ということは、瞑想に近い効果があるのです。
瞑想の効果は素晴らしいです。脳みそが回復・活性化し、クリエイティブな力が蘇って、ポジティブに人生を楽しめるようになります。
積極的に目の前のことに打ち込んで、魂を磨きましょう。
【まとめ】
Q. 生きる意味がわからない
A. 魂を磨き、悟り(のようなもの)を開くことを目指そう
悩み2. 煩悩が止められない
ストレスが溜まるとついついお酒に走ってしまう、お菓子・タバコがやめられない、女性にはめっぽう弱くて流されてしまう、うまく怒りが抑えられない、上司の愚痴ばかり言って行動を起こせない.....etc 人間は煩悩深い生き物です。自らの住む地球を破壊してまで煩悩を止めることができないのですから。
そんな煩悩の中でも三毒と呼ばれる、人間を苦しめる元凶が存在します。
それが欲望・愚痴・怒りです。
はっきりいって、これらを消し去ることはできません。どんな人にも本能的に、反射的にこれらの三毒が生まれるのです。
では、どうするか。
できるだけ正しい行いを絶えず行い続けることで、三毒から離れるのです。労働に打ち込み、精進する、瞑想に耽る。三毒が迫った時に反応しないように、いったん考える癖をつける。そうすることで、消し去れはしないものの、自然と三毒が弱まっていくのです。
【まとめ】
Q. 煩悩が止められない
A. 三毒(欲望・愚痴・怒り)を断ち切ろう
悩み3. 成功したいけどどうすれば良いかわからない
まず重要なことから。それは、『望まないことはかなわない』ということ。例えば、イチローはプロ野球選手になろうと思ったから、本田圭佑はセリエAに入団しようと強く望んだからこそ、夢が実現したのです。成功したいなら、まずはそれを望むことがまずは大前提にあるということです。
次に、望みの強さです。イチローや本田△は、強烈に夢を描いていました。有名な小学校の頃の作文からもそれは読み取れます。思いの強さが日々の努力を生んだのです。習慣・行動・考えを変え、プロフェッショナルとなったのです。
努力の積み重ねは平凡を非凡に変えます。平凡な練習でも真剣に行って10,000回も繰り返せばどうなるでしょう。10.000回繰り返すことを平凡と呼べるでしょうか?明らかに非凡です。更に、創意工夫を重ねると、効果は指数関数的に増大します。
【まとめ】
Q. 成功したいけどどうすれば良いかわからない
A. 強烈にイメージして、それを具現化してしまえ
おわりに
京セラ・KDDIの生みの親、稲盛和夫の『生き方』を読んで個人的に感じたことをまとめました。
強く成功やゴールをイメージして、日々ど真剣に精進して魂を磨く。これが稲盛和夫流の生き方です。
やる気が出ない、生きるのが辛くなった時に読むと、すごく効きます。
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