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きゃすのキラキラブログ

好きなもの/ことを布教するブログ ゲーム会社員が書いてる

手塚治虫のおすすめ漫画10作ランキング形式で紹介する

マンガ
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マンガの神様、アニメの開拓者

人間の醜さ、恐ろしさ、そして美しさ。生命の尊厳が存分に語られる重厚な物語と素晴らしい演出。ビートルズがロック・ミュージックの全てをやり尽くしてしまっているとするなら、手塚治虫はマンガの全てをやり尽くしてしまったと言えるのではないでしょうか。

もはやこの先もずっと続くマンガはどこかで手塚治虫の影響を受けてしまっているんじゃないかと。(もちろん現代音楽と同様、マンガも手塚時代よりも数段進化しているとは思いますが)


なんだか世界が忙しなくて物騒で、どんよりとした空気がそこかしこに漂う今こそ、手塚作品のパワー・素晴らしさを伝えたい!静かに内省させてくれるような作品を紹介したい!そう思って書きました。

死ぬまでに絶対読んでおきたい10作品をランキング形式でお届けします。

手塚治虫略歴(wiki)

大阪帝国大学附属医学専門部在学中の1946年1月1日に4コマ漫画『マアチャンの日記帳』(『少国民新聞』連載)で漫画家としてデビュー。1947年、酒井七馬原案の描き下ろし単行本『新寶島』がベストセラーとなり、大阪に赤本ブームを引き起こす。1950年より漫画雑誌に登場、『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』といったヒット作を次々と手がけた。

1963年、自作をもとに日本初となる30分枠のテレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』を制作、現代につながる日本のテレビアニメ制作に多大な影響を及ぼした。1970年代には『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』『ブッダ』などのヒット作を発表。また晩年にも『陽だまりの樹』『アドルフに告ぐ』など青年漫画においても傑作を生み出す。デビューから1989年の死去まで第一線で作品を発表し続け、存命中から「マンガの神様」と評された。

藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄A)、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、横山光輝、水野英子、矢代まさこ、萩尾望都などをはじめ数多くの人間が彼に影響を受け、接触し漫画家を志した。

手塚治虫 - Wikipedia

 

目次

 

10位 リボンの騎士

 

 

[まとめ買い] リボンの騎士
 

シルバーランドの王女サファイアは、天使チンクのいたずらで男と女のふたつの心を持って生まれてきた。女は王位を継承できない国の掟のため、一日のうち半分を王子、半分を王女として過ごすサファイア。しかし政敵ジュラルミン大公の陰謀によって王位を追われた彼女は、リボンの騎士へと姿を変え復讐を誓う! 悪魔ヘル夫人の妨害、海賊ブラッド船長の支援、そして隣国の王子フランツとの恋……。めくるめく冒険ロマン!

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手塚治虫は時代によって絵のタッチが全然変わることで有名ですが、私はこの頃のタッチ、意外と好きです。手塚治虫20代の頃の作品です。

サファイアの愛と勇気と信じる強さ、すごく真っ直ぐでかっこいいんです!宝塚が好きで、そこから着想を得たということですが、嫌なことがあった時に読み返すと、真っ直ぐで気高い姿に勇気が出ます。

9位 七色いんこ

 

[まとめ買い] 七色いんこ

[まとめ買い] 七色いんこ

 

七色いんこは芝居の代役ばかりを務める役者だが、そのすばらしい演技に、観衆も熱狂した。しかしその正体は、千里万里子刑事が逮捕しようとしている怪盗だった!!「ハムレット」を始め、演劇の名作を題材にした連作・第一弾。
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演劇好き・文学好きにはたまらなくニヤッとしてしまう名作からの引用の数々。ハムレットはもちろん、シェイクスピアやチェーホフ、メーテルリンクにカミュ、安部公房の有名作品がタイトルになっています。
 
シリアスな話もありますが、基本的にはさくっと笑える短編集です。手塚短編はプロットまとめ方、箱書き演出が素晴らしいので、全ての創作者におすすめです。というか必読です。

8位 ミッドナイト

 

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名前も住所も謎につつまれている"ミッドナイト"と呼ばれる男は、もぐりで深夜のタクシードライバーをしていた。お金を稼ぐその理由は、自分の起こした事故のせいで脳死状態にある女友達を、何とか助けるためだった。
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”もぐりのタクシードライバー”というブラックジャックを思わせる謎設定。ブラックジャックも出てくると言うね。ダサいはずが、なぜかかっこいい。
七色いんことセットで軽く読める名作なのでサクサク読みたい人はどうぞ。
 

7位 ブラックジャック

 

全身傷だらけの天才的外科医ブラック・ジャック!その驚異的なメスさばきは、つぎつぎと不可能を可能にしていく!現代社会にするどくメスを入れる医学ロマン!昭和52年第一回講談社漫画賞受賞作品!
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医学的な整合性がない!なんてナンセンスな批評もされることもありますが、誰が何と言ってもおもしろい!
独自かつユニークすぎる正義感・価値観を持って手術に望む姿に読者が熱狂したのは、横並び、右に倣え、同調主義の日本人に嫌気が指していた部分もあるのではないでしょうか。
アウトサイダーな生き方を愛する全ての人へオススメです。

6位 鉄腕アトム

 

[まとめ買い] 鉄腕アトム

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宇宙船に乗って地球へやって来たのは、地球の人々とウリ二つの人たちだった!地球人と宇宙人の間に始った戦争をやめさせるため、ロボットのアトムが大使となったが…!?手塚漫画不朽の名作、第1弾登場!!
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言わずと知れた手塚治虫の代表作。
宮崎駿が『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『もののけ姫』などで自然回帰を描いたのに対して、手塚治虫は徹底して科学と自然の融合を目指しているように思えます。 

  • 宮崎駿:人間は自然を制御できないので、昔の暮らしをすべき
  • 手塚治虫:人間は自然を制御できないが、テクノロジーを持って共生できる

こんな感じでしょうか。

共通して言えるのは、環境破壊に強い警笛を鳴らしていたことです。どちらの作品も素晴らしいので、そのあたりを比較しながら読んで見るのもおすすめです。

5位 アドルフに告ぐ

 

神戸に住むドイツ領事の息子のアドルフは、パン屋の息子でユダヤ人のアドルフを通じて、アドルフ・ヒットラーの秘密を知る。その秘密とは…!?第二次世界大戦を背景に、三人のアドルフの運命を描く著者の代表作・第一弾。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00UEG2VXY

超重厚なテーマがいくつも詰まった、手塚治虫を語る上で最重要になってくる作品のうちのひとつです。

戦争の重み、人間とは、友とは、命とは。。。すさまじい狂気をまとったタッチで描かれています。病魔に苦しめられながら書き抜いた手塚治虫の人間力が現れる一作です。必読。
 

4位 ばるぼら

 

[まとめ買い] ばるぼら

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耽美主義の作家、美倉洋介の家にころがりこんだフーテン娘、ばるぼら。その正体は悪魔か、ミューズか、あるいは美倉のつくりだした幻影なのか? ばるぼらにみちびかれるように、美倉洋介のトリップがはじまる!
https://www.amazon.co.jp/dp/B016W5X5SA

芸術への突き詰め方を誤ると破滅へ向かう。破滅へ向かうことこそが真の芸術への向き合い方だ。

なんとなく理解ができますが、どういうことなのか。芸術ってなんなんだろう、その答えが漫画として読めるのが本作です。
とにかく知的好奇心というか、芸術への感性が刺激させられまくる一作。超おすすめ!

3位 MW

 

[まとめ買い] MW

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過去、小さな島で起こった悲劇を目撃し、体験をした結城美知夫(ゆうき・みちお)と賀来(がらい)神父。大人になってもそのときの悪夢を見続けるふたり。賀来は信仰に救いを求め、結城は復讐を誓い、当時の関係者を探し出しては残忍な殺人などをおこなっていく。賀来はそんな結城と神に背くような関係を続け葛藤するが、結城の前からは逃れられなかった……。手塚治虫がいままでのカラーを打ち破り、「ありとあらゆる悪」を描こうと挑戦をした異色作
https://www.amazon.co.jp/dp/B01BS1O6Z4

この世界は素晴らしい。美しい愛があって、命が紡がれていく、弱気は助けられるようなシステムが出来上がっている。

一方、社会は矛盾だらけ、偽善や欺瞞に満ち溢れている。これもまた間違いのない事実です。本作は後者の方に光を当ててた作品です。一人の狂人を描いたのではありません。人類そのものの持つ悪人性を描いたのです。だからこそ、多くの人に指示され、読まれているのです。

 

2位 ブッダ

 

[まとめ買い] ブッダ

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いまから三千五百年ほども昔、インダス川のほとりにアリアン人と呼ばれる種族が、遠く北方の地から移り住み、しだいにその版図を広げていった……。壮大なテーマに挑戦して、巨匠が描く釈尊の生涯!!
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すごいの一言。手塚治虫のライフワークであった、『火の鳥』 のとある一編に収められるという構想もあったようですが、一つの作品として出来上がりました。

私の好きな文学作品にヘルマン・ヘッセ『シッダールタ』という釈迦が悟りを開く道のりを描いた作品がありますが、手塚治虫の『ブッダ』もまたそのような話。

仏は初めから仏ではなかった、神は初めから神ではなかった、と考えられる柔軟さが、人間には必要だなと思わされます。

人間とは、心とは、そんなことを考えるのが好きな人に超おすすめ !

1位 火の鳥

 

[まとめ買い] 火の鳥

[まとめ買い] 火の鳥

 

火の山にすむという不死鳥--火の鳥!! その生き血を飲んだ者は、永遠の命を得られるという……!! 不死身の鳥をめぐって壮大な宇宙ロマンが展開する手塚漫画の代表傑作!!
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私が生きてきた中で衝撃を受けたマンガが3つあります。
永井豪『デビルマン』、大友克洋『AKIRA』そして、本作手塚治虫『火の鳥』です。

手塚治虫のライフワークとして描かれた今作ですが、どんな漫画よりも重厚です。

人間の全てを描かれていると言っても過言ではありません。それどころか、その程度にはとどまりません、生命の起源から終焉、宇宙の起源から終焉までも感じることができるのです。宇宙ですよ、宇宙。

哲学的にも、科学的にも、そして芸術的にも最高峰のエンタメです。重厚なテーマという意味では右に並ぶものなし。
死ぬまでに絶対読むべき漫画です。

おわりに

長編の重厚なテーマが哲学的に未だに考えさせられ続ける作品が多くておすすめです。しかし、短編も、構成、演出が上手すぎて、話のまとめ方が尋常じゃないほど完成されています。

(短編では)枚数の関係上現代漫画のように、深い世界観は出せないのですが、切れ味が鋭くて、演出、プロット作成・箱書きの教科書のようです。全クリエイターの参考になること間違い無し!

あと繰り返しですが、火の鳥は死ぬまでに絶対に読んでおくべき。

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