都会的サイケなエレクトロニカなんだけど超ロック
時に音楽は我々を違う土地に連れて行ってくれます。ボッサのリズムで南米に、スピメタやジャーマンメタルで北欧やヨーロッパへ。などなど世界中へ旅に出れます。
では、アメリカのアダルトなムードなパーティシーンへ連れて行ってくれるアーティストは?それがBoomBox!
どんちゃん騒ぎでの乱痴気パーティーではなく、いいお酒なんかを嗜んで、しっぽり楽しむ大人の世界に連れていってくれます。
この記事では、まさにチルれるBoomBoxについて、おすすめ5曲を紹介しつつ語ります!
目次
アダルトな5分46秒: Stereo
名盤1stアルバム”Visions of Backbeat”収録。
深夜にドライブして眠る街から抜け出していくようなイメージ。”パーティ抜け出さない?”って言うのは幻想の中だけだけれども、そんな幻想を見せてくれる一曲。
夜が始まる時に聞くと、少しずつハイにもっていけます。チルれる。
"Stereo"に続けて聞くべき:Tonight
こちらも名盤1stアルバム”Visions of Backbeat”収録で、1トラック目の”Stereo”に続けて2トラック目に収録されています。
Stereoで温まったエンジンで、ぐいぐいと進めていくのがこの曲。ダンスビートなんですが、若い邦バンドのダンスロックみたいに、全く下品ではないんです(下品なのも好きですけどね)。テンポもゆっくり、かつド派手な演出はなく、ギターのサウンドもかなりアダルトで、音数も少ない。チルアウト確定です。
レトロサウンドなのに現代的: Mr Boogie man
BOOMBOX - Mr Boogie Man - live @ The Ogden
2ndアルバム”donwriverelectric”からは踊れるナンバーを。
レトロなオルガンを8分裏に入れたダンスビートなんですが、このオルガンとベースラインのうねりが絶妙にリスナーを躍らせてくれます。感想のエレクトロニカ+ピアノのオカズたちも、ヒップなアダルトは大好物なはず。DJプレイ最高です。
ちなみに、BoomBoxを聞きたい時間帯は、絶対に夜。緊張状態から一息ついた時、または緊張状態と緊張状態の間の瞬間に聞くと高まります。
ダンス感50%up: Planetary Mirror
3rdアルバム”Filling in the Color”収録。
3rdは、どちらかというとエレクトロニカ寄りのサウンドが特徴です。1st、2ndのレトロアダルトでチルるのも良いんですが、高まっていくムードを更に後押しする曲も必要ですよね。そんな時に聞きたいのがコレ!アダルトなベースラインと、寡黙で職人的なギターサウンドはそのままに、ビートがグイグイ雰囲気を引っ張ります。ロックは嫌い、エレクトロニカ最高!っていう人はこの曲(もしくはこのアルバム)から入ると良いかも!
新境地を切くハッピーチューン: Laid Back and Loaded
2017年のシングル!
どちらかと言えばダウナーだったこれまでの紹介曲とは打って変わって、多幸感がたまらない一曲になっています。
なぜこんなにハッピーになっているのかは、ビートを聞いてもらえれば一発でわかるんですが、ハットが細かく16分で刻んでるんですよね。若干前のめりになるのでアダルト度は下がっちゃいます。かわりに速攻テンションが上がっちゃう。
おわりに
大人たちのための夜の音楽を届けてくれるのがBoomBoxの良さについて語りました。お酒を飲んでじっくりチルりたい夜はBoomBox聞いてキメちゃいましょう!
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