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ザ・スミスは死にたい時に聞きたくなる【おすすめ7曲紹介】

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不幸せなすべての者へ捧ぐ7曲

 

 

死ぬほど音楽が好き、しかもロックなんかに入れ込んじゃっているヤツって、絶対病んでると思うんですよね。偏見だって?

偏見。きっとそうかもしれない。ロックって言ったって、(世間的には)もはや定義できないくらいに多くのジャンルに広がっちゃっているし。バカ騒ぎするだけのロックもあるし。

けど確実に言えるのは、スミスにどっぷりハマる奴っていうのは、絶対病んでる。

私には思春期あたりからすごく沈み込む時期が何度かあった。その度にスミスをすごく聞いてきました。ギターのサウンドすげーとか勝手に感じたり、ジーニアス英和辞書を持って、訳詩を調べながらずっと聞いたりした。救われたわけじゃないけど、とにかく惹きつけられたのを覚えている。

ボーカルのモリッシーによるねじれた自虐的ユーモアにあふれた歌詞と、作曲担当のジョニー・マーによるギター中心の繊細でキャッチーな曲作りであった。その歌詞は、メジャーレーベルから出ていたヒット曲やラブソングなどにあまり共感できないタイプの思春期の少年少女に強く受け入れられ熱狂的なファンを生み、後のオルタナティヴ・ロックの歌詞作りに大きな影響を与えた。
ザ・スミス - Wikipedia

この記事では死にたいときに聞いてほしい7曲を紹介しようと思う。ただし、聞いたからって救われるとは思わないでほしい。

目次

1. There Is A Light That Never Goes Out

どこでもいい、ここじゃないところへ連れ出して欲しい。そんな気持ちになる夜はありませんか?そんな時にむちゃくちゃ染みるのがこれ。個人的にはThe Smith のベスト、というかUKロックのベストじゃね?ってくらいの一曲です。

”Take me out tonight ”

疲れた帰り道に、モリッシーにあわせて、こうつぶやくなり歌うなりしてみてください。ふわふわとしたサウンドとともに、天に昇っていけるような気がしますよ。


Morrissey - There Is A Light That Never Goes Out (live in Manchester) 2005 [HD]

2. Bigmouth Strikes Again

イントロからゾクゾクが止まらない一曲。

”Sweetness I was only joking when I said I'd like to smash every tooth in your head”
→ハニー、君の歯を全部砕いちゃいたいなんて言ったのはただの冗談だよ。

こんなかっこ良い曲にこんな歌詞を乗せちゃうんだからもうたまんないですよね。気が狂ってる。それがビンビン感受性を刺激するんですよねぇ。

サウンド的にも、アコースティックギターでこんなにかっこいい刻みができるんだ、というのに衝撃を受けるハズ。

Bigmouth Strikes Again

Bigmouth Strikes Again

  • ザ・スミス
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

3. How Soon Is Now?

このイントロもクソみたいにかっこいい。ジョニー・マーの代表的演奏です。

ドリーミーなサウンドで幻覚のようなドラッグでもやっているかのような演奏ですが、歌詞はもう絶望的。

”See, I've waited too long And all my hope is gone”
→ほらね?私はもうずっと待ち続けてしまって、希望なんてもうどこにもない

とことんダウナーな世界に浸りたいときはエンドレスリピートでどうぞ。希望なんてどこにもない。


The Smiths How Soon Is Now?

4. This Charming Man

”He said "return the ring”"

多感な年頃の時分、途方に暮れている時に、魅力的な男性に言われちゃうとどうなるかわかりませんよね。 若ければ同姓か異性かなんてそんなに大きく関係ないものです。

繰り返されるシンプルなシンコペーションが次第に稲妻のように響いてくる。

This Charming Man

This Charming Man

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5. Rubber Ring

怪しげなリズムとGoooood sound なジョニーマーのカッティングで幕を開けるChillな一曲。もう死んでしまった(あるいは無くなってしまった)モノへの愛の歌のような気がします。もう存在しないないものへの愛って、一体どうすれば良いんでしょうね?

"You are sleeping  
You do not want to believe"

眠っているのです、信じたくないかもしれませんが。。。繰り返されるアナウンスがかえって私たちを現実に引き戻してしまいます。


The Smiths - Rubber Ring

6. What Difference Does It Make

モリッシーの低い音域なんだけど退廃的で不思議な声色がゾクゾクして、すべてのやる気を奪ってしまう一曲。ゆらゆらしたリフが延々と続くのでキマります。

ダウナーになりたい時聞くと一発でフラフラになれますよ。笑

What Difference Does It Make

What Difference Does It Make

  • ザ・スミス
  • ロック
  • ¥250
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7. Hand In Glove

最後にデビュー曲を。曲のラストの歌詞とともに。もう会うことはないでしょう。

”I'll probablly never see you again
I'll probablly never see you again
I'll probablly never see you again 


The Smiths - Hand in glove (Hatful of hollow)

おわりに

さて、7曲どれもメジャーどころばかりでしたが、ある程度モリッシーの詩と、ジョニー・マーの変態的なギタープレイを紹介できたんじゃないかなと。死にたくなったら聞いてみてください。

あと、少しでもスミスにハマってしまった不幸な方へ、ジョニー・マーがリマスターした驚きの8枚組のCD Box ”Complete”要チェックです↓↓

 

 

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