メンタリストDaiGoの教える人生の変え方
今の人生に100%満足している人は読む必要のない記事ですのでお戻り下さい。もしそんな人がいればの話ですが。
どんな人でもコンプレックスがあったり、夢や願いを叶えられないでいると思います。
- 人見知りを直してもっと友達が欲しい
- 痩せたいけどダイエットが続かない
- 早起きを習慣にして起業したい
- 好きな人がいるのに声をかけられない
- 筋トレをして良い体を手にしたいけど時間がない
何故変われないのか、どうすれば変われるのか。
この記事では昔はデブでいじめられっ子だったというDaiGoの、心理学を応用した、自分を変えるためのテクニックのポイント5つをまとめています。
目次
自分を変えるための5つのポイント
5つのポイントはこちら↓↓
1. 『気持ちを新たに』では変われない。行動を変える
2. 行動を変えるために最も大切な『時間』の使い方
3. 『言葉』と『友人』を変えれば行動が変わるワケ
4. 『モノ』『環境』『外見』『食事』を変えて暮らしにスパイスを
5. 『面倒』という感情を条件反射で行動するサインに
早速1つずつ見ていきましょう!
1. 気持ちを新たに、では変われない。行動を変える
人間にはホメオスタシスという性質があります。ホメオスタシスは、そのままでいようとする性質のことです。物理で慣性の法則というものがありましたが、それは万物に当てはまるのです。
人間は傷がつくと再生して元通りにしようとしますし、走り出すと疲れて止まれ!という信号を『辛さ』と言うかたちで出します。甘いものを食べると自然に血糖値を下げるインスリンを分泌して抑えようとします。
ホメオスタシスによって、人間は変わることを制限されているのです。これは生物の生存のために欠かせません。いわば本能なのです。
ですから、気持ちを変えるだけでは本能に負けてしまいます。努力・根性で変わることもできますが、それだけではダメです。この本能を制限する必要があります。
そのために覚えておきたいのが2つのいらない項目
本書では3つ紹介していますが、ここではその中から2つ紹介します。
- 頭はいらない
- 根拠はいらない
頭を使うと変化は先延ばしにされる
どうすれば変われるだろう、と考える人がたくさんいます。この考えると行為そのものが、変化から逃げているのです。先延ばしにしていることに他なりません。行動したくない思考が、考える、という行為に逃げているのです。変化に頭はいりません。まず行動を変えましょう。
根拠なんてどこにもない
アドラー心理学が流行りですが、アドラー心理学では目的を重視します。ユング・フロイトの『トラウマ』による原因論と違って、今を生き、未来を生きる心理学です。
成功する根拠がないから行動しない、というのは、アドラー心理学的に言うと、変わりたくないという根本的な本能を『恐怖』や『不安』という感情を利用して正当化しているにすぎないのです。
そもそも根拠などあるはずがないのですから(あれば全員が億万長者にだってなれます)、その心理学を逆に利用してやりましょう。未来なんてわかりっこないのだから、変わりたいと思ったら行動する。行動を変えるのです。
また、ご存知の方も多いと思いますが、『作業興奮の原理』というものが人間には備わっています。作業をし始めると脳にドーパミンが出て来る、というものです。
ドーパミンは不安や憂鬱を吹き飛ばすやる気ホルモンです。つまり、行動するとやる気が出るんです。やる気が出るから行動する、ではなく、行動するとやる気が出てくるのです。覚えておきましょう。
ではどうすれば行動は変えられるのか。ここからは行動を変えるための具体的手法をお伝えします。
2. 行動を変えるために最も大切な『時間』の使い方
時間の使い方はその人そのものと言っても良いでしょう。時間の使い方の取捨選択そのものがその人の価値観であり、生き方なのですから。
では、質問です。あなたは自分の価値観がわかていますか?
この質問にYESと断言できなかった方は、自分の時間割を見直すことで価値観を再認識しましょう。
- 朝起きる時間
- 電車にのる時間
- 電車の中で行うこと
- 会社についてから何をするか
- 昼ごはんは誰と何をどこで食べるか
- 残業はどのくらいか
- 趣味にとれる時間は
- 家族とのだんらんの時間は
- 寝るのは何時
習慣を書き出すことで自分の時間割が完成し、見直してみましょう。そこの変えるべき時間をピックアップしましょう。
大抵の場合は早起きをすることが推奨されます。朝起きて頭がすっきりしてからの2時間は素晴らしい時間で、最も生産的な時間とされています。この時間は高度な認知能力を要することに使うべきです。
早起きするために有効なポイントは時間を10%ずつずらす、ことです。
今7時起きの人が5時に起きたいとすると、120分の10%、12分ずつ慣らしていくのです。3日ぐらいのペースで変化させていけば、1ヶ月後には週間化できます。
緩やかな変化でも、確実に数字として表れるので、変わっていく自分を楽しみましょう。
3. 『言葉』と『友人』を変えれば行動が変わるワケ
アズ・イフの法則を知っていますか?
あたかも変わったかのように振る舞うと、本当に変わってしまうというメカニズムを利用したものです。本田圭介のビッグマウスによる有言実行、引き寄せの法則なんかもこれを利用しています。
なりたい理想の自分が使うである言葉を常に放ちましょう。
また、友人も大切な要素です。よく集まる友人を5人抽出すると、その年収の平均値があなたの年収だ、というのは聞いたことがあると思います。
人間は、近くにいる人間から多大な影響を受け、本能的に真似ようとします。それは生き残る上で敵を作らないようにする本能なのです。ですから、自分が変わるためには、友人との付き合い方を変えましょう。
自分の才能を守る唯一の方法は、孤独を貫くことだ
という名言も紹介されていました。ぐっときますよね。もちろん縁を切る必要は全くありません。友人は同じ時間を過ごしてきた大切な財産ですから。ただし、依存する/されるくらいなら切るという勇気も持つべき。
4. 『モノ』『環境』『外見』『食事』を変えて暮らしにスパイスを
また、本書では既に変えるべき項目を3つ提示されていますが、更に4つの項目があります。
『モノ』は、少なければ少ないほど変わっていけるアイテムです。迷う時間が無駄なので、シンプルにそぎ落とすのが良いということ。スティーブ・ジョブズがいつも同じ服を着ているのは迷う時間をなくすためだと言われています。
『環境』も大切な項目です。人間は古代から、環境に適応するために様々な工夫をして生き延びてきました。本能的に環境に染まっていくのです。転職や引っ越しなどでそもそも望ましい環境に身を置く、というのができればべストですが、簡単ではありません。
デスクの上の風景を変えましょう。照明やお気に入りの写真、グッズを身の回りにおくだけでポジティブな気持ちになれます。
『外見』は周りからの扱いを変えます。結果的に自分が変わります。成功者たちはみな生き生きしていますが、生き生きしていると成功できるのです。これも引き寄せの法則と同じ効果ですね。
『食事』は自分を構成する要素なので、体そのものが変わります。ある研究によると、ファストフードを食べると、普通の食事を食べる人よりも怠け者になる、というデータもあるほどです。キーワードは血糖値です。血糖値をゆるやかにコントロールすることで、精神を安定させましょう。
私は食生活を改善し、ランニングを始めて体質が一変しました。体脂肪率は8%、BMIは20を切っています。
5. 『面倒』という感情を条件反射で行動するサインに
ここまでで、新しい行動を『やってみる』ことはできたはずです。しかし、習慣化しなければ意味がありません。
そのために行いたいのがこれです。面倒と思った瞬間に手を動かす。条件反射のように行いましょう。最初は苦しいですが、『作業興奮の原理』が人間には備わっているので、すぐに慣れます。
そうすると、『面倒だな』という感情をトリガーとして行動がされるように脳にインプットされるのです。これは最強の習慣です。面倒なことというのは、やらなければいけない有用なことであることがほとんどだからです。
私も、マラソントレーニングが嫌になることは何回もありますが、いつもそう思った時にすぐにやることにしています。慣れると凡人でも習慣化できるものです。
おわりに
自分を変えるためには行動を変える。そのための5つのポイントをご紹介しました。
ダイエット、スポーツ、仕事、恋愛。これまでと違った結果を得るためには、自分を変えるしかありません。 もしあなたが本当に変わりたいなら行動を変えることをオススメします。