マラソンはおっさんおばさんのスポーツだと思ってない?
- 球技以外はスポーツじゃないしー
- ゲーム性ないからつまんね
- マラソンなんて球技音痴がやるものでしょ
- スリルがない。地味
- しんどいだけ。マゾのやること
健全な若者の9割が考えそうなことですよね。
私もかつてはそうでした。しかも、社会人になって、超・超・超貴重な休日をマラソンに使うなんて、、、!!!
愚の骨頂!
とまで思ってましたね。笑
しかし、ふとしたきっかけで20代でマラソンを初めてみると、どっぷりハマリまくることに。知らなかった世界が広がりました。過去の自分を殴りたくなりましたよ。そうです。私が愚か者でした。
そんな私の体験を3つお伝えします。
目次
1. 究極の勝負、”vs 自分”
勝負事って、熱くなりますよね。ライバルがいたら、頑張れる。あいつだけには負けない。そういう環境での勝負に勝った時の気持ちよさったらたまらないです。球技は勝負とゲーム性がうまくMixされていて、気軽に熱くなれちゃいます。その点マラソンはゲーム性が少ない。
でも、突き詰めていくと、究極の勝負とは、自分との勝負だって気づくんですよ。
他人との戦いにはキリがない。上には上がいるし、それはまるで永遠につづくトーナメントのよう。ピッコロを倒したと思ったらラディッツが出てきて、フリーザが出てきてセルがブゥが......もっとどこまでも続いちゃうんです。
一方、自分との戦いはシンプル。自分が審判で、自分がルール。
ただし、誰も見ていないので嘘やごまかしが効かない。審判が見ていないところでのラフプレーや隠れたファウルなんて絶対できない。自分には全て見えているから。
マラソンは究極的に自分との戦いです。
日々、様々な誘惑があります。もう足を止めちゃおう、ペース落としちゃおう、寒いから練習サボっちゃおう。それらに全て打ち勝って目標を達成できた時の喜びは生半可じゃありません。自分への自信が半端なくつくこと間違い無し!
2. 脳内麻薬と辛さのMIXは究極のスリル
これはもう味わってもらわないとわからない。
負荷の高いトレーニング(辛くてキツイトレーニング)をすると脳内に下記のようなことが起こります。
- 走る
- 疲れる、辛い
- もっと走る
- もっと疲れる、辛い
- もっともっと走る
- もっともっと疲れる、辛い
- 1~6をより深めていく(めちゃくちゃ走る)
- 自己防衛で痛みを抑制するために快楽物質がドバドバ出る
これは真のランナーにしか味わえないんですよね。自分と勝負しているランナーとでも言いましょうかね。ええ、これがランナーズハイですよ。ただ、これは本当に気持ちいい。人生で一度は体験した方がいいです。
さぁ、今すぐ走って合法的にトリップだ!
3. ダイレクトに努力が数値化できる
大人になってから誉められること、ありますか?
めったにないでしょう。え?みんな誉められてるの?そうか、そうなのか。。。とは言え、赤ちゃんの頃よりは減っているでしょう?年が取るにつれて容姿は理想から遠ざかり、夢が叶わないということに気づきはじめ、人生が枯れていく感じがしませんか?
でも、マラソンはやればやるほど伸びるんです。年齢もそんなに関係ありません。60代で鬼のように速い人、たくさんいます。
私も大会で40km辺りでセーラー服を着た50ぐらいのハ◯オヤジに抜かされた時は絶望を感じましたね。更にそのあとおばあさんにも抜かされるという......
まぁそれはともかく、マラソンは数値化が容易です。
- 走行距離
- 1kmあたりのタイム
- 各種タイムトライアル(5km・10km・ハーフ・フルのタイム)
- 体重
- 体脂肪率
これらの項目が目に見えてどんどん伸びていくのです。可視化出来るので、絶対に計測しましょう!
おわりに
タイトルの『球技以外はスポーツじゃない』と思っていた若者は過去の私自身なんですよね。なので、この記事は完全にブーメラン。自分に刺さっています笑
でも、マラソンって本当に楽しい!
マラソンの素晴らしさを知らない全ての愚か者にこの記事を捧げます。
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