2012年BBC期待の新人英国ソウルミュージシャンが覚醒
2012年の期待の新人(Sound of 2012)でNo.1になるなど、もともと評価は高かったソウルシンガーMichael Kiwanuka(マイケル・キワヌカ)!!
玄人好みのアーティストで、大衆受けしねーんじゃ?って思われていた下馬評もなんのその、UKチャート1位を取りと、文句なしにホンモノ。
言葉にはできない楽曲の温かさは絶品で、かつ、むちゃくちゃ渋い歌声で、初めて耳に届いた瞬間から、謎の感動が起こってリスナーの心を掴むんですよね。
ちなみに、アデルがその才能を認め、ライブのオープニングアクトに起用したこともあるなど、業界人からの評価が高いんです。その他影響を受けたアーティストや関連の深いアーティストをWikiより↓↓
ビル・ウィザース、オーティス・レディング、ジャック・ジョンソン、ポップス・ステイプルズ、ザ・バンド、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン、 エリック・ビブ、トミー・シムズ 、リッチー・ヘヴンズなどからの影響を認めており、ビル・ウィザーズと共演したドラマーのジェイムズ・ガドソンとも共演している。アデルのアデル・ライブ・ツアー2011、iTunesフェスティバル2011において、彼女の助演をしている。
マイケル・キワヌカ - Wikipedia
この記事ではマイケルキワヌカの渋くて暖かい名曲5曲を紹介します!
目次
渋いけど温かいサウンドが胸熱な3曲
どんな時代にも通じる普遍的な歌声で体の奥底からじんと温めてくれるキワヌカの代表曲をまずは3曲紹介!
1. Cold Little Heart
Michael Kiwanuka - Cold Little Heart (Live Session Video)
ギターのサウンド良すぎでしょw そして歌詞がたまりません↓↓
”Bleeding, I'm bleeding
My Cold little heart”
bleedingは直訳すると出血する、という意味ですが、それほど心が痛いということですね。キワヌカの歌声を聞くと、歌詞が胸に痛切に響きませんか?コーラスワークも染みるんです。終盤~アウトロが切ない展開になっていて、聴きごたえ抜群です。とにもかくにも、全方位隙なし、完成度高すぎな楽曲。
2. Home Again
ブームの先駆けとなった一曲!2012年のアルバム”Home Again”収録です。
アコギ一本で演奏しても相当良いのですが、バックバンドを多数従えて歌われるのも絶対良いんですよね。両方生で聞いてみたい。。。
3. Love & Hate
2016年、UKチャート1位を獲得した”Love & Hate”タイトルの名を冠したシングルです。
ピアノやストリングスが切なく響く中に、激渋のキワヌカのソウルフルボイス炸裂!この曲もなんですが、ハードボイルドなはずなのに、どこか優しくてどこか温かい謎の心地よさがあるんですよね。
クソみたいなEDMのカウンター(抵抗)として聴きたいChillな2曲
チャートにはダンスミュージックやエレクトロポップばかり。人の血の通った音楽が急速に勢力を弱めてしまった昨今。
真にChillなサウンドを求める大人のための2曲をご紹介。
4. One More Night
Michael Kiwanuka - One More Night
ベースラインが聞こえてくるともう腰が動き出す、それに加えてスネアドラムの2拍4拍が待ち遠しくなっちゃったら、もうまんまとやられちゃってます!オルガンのレトロサウンドも、暗闇に怪しく光るライトのよう。こんな風に生楽器で踊るのも良くないですか。
5. Black Man In A White World
4つ打ちのダンスビートだけがノれる音楽じゃない!っていうのを体現した一曲!
クソみたいなEDMに飽き飽きした大人たちが踊るために!
おわりに
UKの音楽シーンで大注目のソウルシンガー、マイケル・キワヌカを紹介しました!
EDM全盛の世界にあって、ソウルで勝負するっていう心意気、良くないですか?渋い歌声×温かい楽曲が、なぜか新鮮でグッときます。
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