ノーベル賞は取ってない!バンド略歴(wiki)
ヴォーカル・ギターの渡辺慎と、ヴォーカル・キーボードの小宮山雄飛からなる日本の2人組音楽バンド。略称は「ホフ」。
名前の由来は、メンバーの知り合いに保父がいたこと(メンバーが元保父という説は誤り)と、ボブ・ディランにちなむ。メンバー
渡辺慎
ボーカル/ギター(小柄の方)デビュー当初「シン・ワタナベイビー」を名乗っていたため、「ベイビー」「ワタナベイビー」と呼ばれることもある。忌野清志郎風のメイクと衣装に扮した「ニセ忌野清志郎」の活動でも知られる。
小宮山雄飛
ボーカル/キーボード(背の大きいほう)デビュー当初は「テンフィンガー・ユウヒ」と名乗っていた。現在は「ユウヒ」と呼ばれている。バックバンド (BEST3)
「この上なくダサい名前を付けよう。」というコンセプトから命名される。
田中元尚(タナカゲンショー)
ドラム 元ブルー・トニック。 現在はハンバーガーズなどに在籍。渋谷でBEAT CAFEというロックバーも経営
北田万紀(キタダマキ)
ベース Syrup 16g。
堀内順也(ホリウチジュンヤ)
ギター 小宮山の大学時代からの友人。
ボブディランがノーベル文学賞を受賞した際に一瞬注目を浴びたホフディラン。なんかその時のせいで、小物感が出されてしまった気がするんですが、全然そんなことない。無茶苦茶いいバンドなんですよ。
超独特のワタナベイビーボイス、ユウヒの中二病で切ない歌詞のロックが融合して良質なポップ・ロックミュージックを提供し続けるバンド・ホフディラン。この記事では厳選おすすめ10曲を、ランキング形式で紹介します!
目次
ランキング
選定にあたってのランキングポリシーと雑感を下記↓
- 独自ランキング
- 昔はワタナベイビー派だったけど、最近のトレンドではユウヒ派
- ゆるいのに熱い歌詞がたまらない
それではランキングどうぞ!
10位 遠距離恋愛はつづく
3rdアルバム”ホフディラン”収録のワタナベイビー曲。作曲もワタナベイビーです。
スタンダードなピアノロックなんですが、ワタナベイビーの声が独特すぎて、曲そのもののゆるい空気感が倍増してます。初めて聞いたときは本当に驚きましたねこの声。笑
私がハマったのは独特すぎるワタナベイビーの声がきかっけなんですよね。唯一無二。
9位 欲望
3rdアルバム”ホフディラン”収録。ユウヒ曲の泣けるバラードロック。
ハネたリズムに、シンプルながらも美しいストリングス・アレンジがたまらないんですよね。ギターが空間を占めすぎて音圧を増しているのが若干野暮ったいんです。けど、その辺りも含めて洒落こみすぎないのがホフっぽくてGOOD!
8位 MILK
1stアルバム”多摩川レコード”収録、ユウヒ曲。
コーラスエフェクトの効いたギターサウンドと、幽霊のようなコーラス、ビートルズを彷彿とさせるローファイなサウンド。特にL・Rで変化をつけた音色が浮遊感を高めて麻薬のような魅力です。
7位 ニューピース
7thアルバム”ブランニューピース”収録のワタナベイビー曲。
ワタナベイビーボーカルなのに、キラキラした切なさが溢れる後期の名曲なんですよね。ふざけたボーカルでゆるーい空気を出すのが魅力なはずなんですが、この曲ではキラキラまぶしい極上ポップに仕上がっているんです。いや、ゆるいんですけどね。
でも後半のピアノなんて本当空に降ってる星みたいなイメージなんですからね。古参のファンで、少しホフから遠ざかっている方は感動を覚えるはず。
6位 恋はいつも幻のように
2ndアルバム”Washington,C.D”収録のユウヒ曲。
スライドギターで始まるイントロが幻感を高めて曲に導入し、随所で鳴るスライドギターがリスナーをトリップさせてくれます。ワタナベイビーのふざけたような声のコーラスもトリップ感満載。狙ってないでしょうけど笑
5位 スマイル
1stアルバム”多摩川レコード”収録のワタナベイビー曲。作曲も同じく。デビュー曲です!
こち亀のエンディングテーマでしたね。ワタナベイビーの魅力が詰まりまくってて、いつまでも聞いてられるんですよ。ゆるすぎ。
こち亀のテーマ曲はゆるいのが多かった気がするなぁ。堂島孝平とかも良かった。
4位 昼・夜
1stアルバム”多摩川レコード”収録、ユウヒ曲。
ある夜、多摩川沿いを走っていたんですよ。街灯なんてあまりない暗い川面に、対岸の遠くにある高層ビルの光が反射する細い道でした。Google Musicで"I'm feeling lucky"でランダム再生していたんです。
やや唐突にこの曲は始まるんですが、オールドロックテイストのアコギとエフェクトをかけたボーカルが聞こえてきたときはゾクゾクしましたね。ハモリが相変わらず良い。一発でまたホフのことが大好きになりましたね。
ビートルズ臭がプンプンするアウトロも逆におもしろい。笑
3位 マフラーをよろしく
1stアルバム”多摩川レコード”収録、ワタナベイビー曲。
ワタナベイビーのフォークロックは、ゆるいのにとてつもなく破壊力があるんですよね。ことばが心にすっと入ってきて、ずっと残るんですよ。口笛なんて吹かれたらたまりません。
謎にヘイヘイ、イェイイェイ、ワオワオいうのも楽しすぎ。笑
2位 極楽はどこだ
3rdアルバム”ホフディラン”収録のユウヒ曲。
シンプルなロックナンバーなんだけれども、メロがクセになるんですよね。サビも相当気持ち良い。サビ前のキメ2発が最高にダサくて良い!バンドで過剰にキメたりすると、めちゃくちゃおもしろいです。笑
ラストサビからアウトロへギターソロが絡んでくる部分はかなり切なくなっちゃいます。
1位 長い秘密
4thアルバム”31st CENTURY ROCKS”収録のユウヒ曲。
浮遊するようなサウンドに載せられた中二病っぽい歌詞がたまりません。
”想い出の中で僕はいつももがき泳いでる
忘れてる過去が今も僕の中に残ってる
この目には何も今は見えてないが
明日には気がついてる
誰も元へ戻れないんだ”
PVもシュールでダサくて、かっこいいです。エンドレスリピート。
おわりに
ホフディランおすすめ10曲ランキングを紹介しました!
4畳半フォークロックのワタナベイビー、中二病切なめロックのユウヒ。時代によってそれぞれの濃さが変わってはいるものの、二人の混ざり合いが抜群に気持ちいいんですよね。まずはベスト盤から聞いてみるのが良いかも!