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秦基博がもひとつ売れないのは歌詞のせいなのか考えた【おすすめ5曲】

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いや、売れてるだろ!ってのは無しね

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秦基博十分売れてる!ってのはちょっと待って欲しい。私は、もっと売れてても良いと思うんだ。
さて、雑学ネタを少しwikiより投下↓↓

キャッチコピーは「鋼と硝子でできた声」。アコースティックギター弾き語りのスタイルを一貫している。楽曲は自身で作詞作曲を行い、作曲は主にギターで行う。
趣味は野球・ボウリング・ビリヤード等。特にボウリングは大好きで、ボウリングを6ゲームした次の日の野球の最中に右腕を骨折をし、それでもなお左腕でボウリングを続けたという逸話がある。なお、「キミ、メグル、ボク」のPVでは、彼自身がボウリングをしているシーンがある。
秦基博 - Wikipedia

この記事では、秦基博の歌詞に注目しながら、楽曲について、大いに語りたいと思います。
おすすめ5曲つき!

目次

鱗(うろこ)

鱗(うろこ)
秦 基博
2012/02/22 ¥250

歌はめっちゃ上手いし、いい声で、美メロ。名曲になれるポテンシャルはすごい。
では歌詞はどうでしょうか、まずは歌いだしを見てみましょう。
”少し伸びた前髪を かき上げた その先に見えた緑がかった君の瞳に 映り込んだ 僕は魚”
この時点では全く意味がわかりません。恋をしている男の人が歌ってるんでしょうね。他は伏線(になりうるはず)ですね。
で、サビのところで、
”君に今 会いたいんだ 会いに行くよ たとえ どんな痛みが ほら 押し寄せても
鱗のように 身にまとったものは捨てて 泳いでいけ 君のもとへ 君のもとへ それでいいはずなんだ”
以上。
弱!メロの魚→サビの鱗の流れはこれだけなんですよね!
魚である自分が殻を破って泳いでアタックするぞ、ってことなんですが、せっかくタイトルに入れてるんだったらもっと意味を込めて欲しいなあ。
というか、ラブソング歌うんだったらもっと歌詞大切にしろよ!って言われちゃいますよね。

Girl

Girl
秦 基博
2013/01/30 ¥250

秦基博が自分の娘を歌った曲ですね。
”また目を奪われていたんだ 踊る髪は光を纏う 天使と遊ぶ
無邪気な笑顔が可憐で あまりにも澄み切っていて 少し戸惑う
なんで こんなにも全部 疑いもしないで そばにいてくれるの”
うん、直球だね。
その通りだと思う。
でも、ただの日記見てるみたいなもんだから別に他人の心に刺さりはしないんだよなぁ。歌で全てを補おうとしてるから、歌詞には重きを置いていないのだろうか。少しモヤモヤしてしまう。
歌はマジで良い!!

フォーエバーソング

フォーエバーソング
秦 基博
2008/10/08 ¥250

ピアノが美しく響く中に、ちょっとだけしゃがれながらも美しい高音を響かせて、めちゃくちゃいい仕事してます。
出だしの歌詞も、割と良いんです。
"街はずれには小高い丘があって映る景色はジオラマの様に小さくかすんだ"
これですよ、これ。
一人で泣いているんですよね。何故だろう?と聞き手に思わせる。そういう始まり。
”輝く季節も 大切な人達も何もかも全部…...過ぎ去ってく" 
"でも 君だけは僕の中にいるんだ"
"生きてく理由(わけ)は誰にもわからないってかわいた空に舞い上がる風の声が聴こえた”
そういうことか、となる。まぁ直球でしたね。でも工夫は感じられるし、好感もてます。もうちょっと風景とか描写してくれた方が心に残る。
あと、タイトルがださい......

Q&A

Q & A
秦 基博
2015/09/09 ¥250

映画『天空の蜂』主題歌、秦基博らしくない、アグレッシブなサウンドとメロディなんですが、超かっけー。こんな風に高音域出せるようになりてー。。。アグレッシブとは言え、優しいヴォーカルがあるからもうね、素敵なんです。
不安定なコード進行で、まさに問いをかけられているように揺り動かされて、曲が進んでいきます。
歌詞は二項対立で進んでいきます。
"傷付けるため それとも守るため この手はあるの?って簡単なQ&A" 
"わかってるはずだって ステレオで天使と悪魔"
"白黒裏表 どう転ぶのかなんて もう 紙一重で"
"憎しみも裏を返せばつまり同じだ 愛だ"
最後の『愛だ』って言っちゃうあたりはまぁちょっと説明しすぎかな?って部分はありますが、まだましな方じゃないでしょうか。
歌はホントいいよ!

ひまわりの約束

『STAND BY ME ドラえもん』主題歌で、ドラえもんとのび太の関係性を歌った歌。歌詞はこんな感じです。
”そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな
いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて
ひまわりのような まっすぐなその優しさを温もりを 全部
これからは僕も 届けていきたい 本当の幸せの意味を見つけたから”
技巧はない。ただただ愚直。これまで紹介してきた4曲と同じような感じです。
でもそんなことはどうでもよい。歌声と歌詞と演奏、全て合わせて、トータルとして、この曲は、人の心を動かすことができるんですよ。 
秦基博は、歌詞を作る技巧は、ほとんどない。ただ、曲に合う言葉、ふさわしい言葉を探しているだけ。でも、逆にその技巧のなさこそが、彼の魂を無垢に磨き上げて、こういう素晴らしい曲ができるのだと思いませんか?
技巧はなくとも、心に刺さる曲を届けてくれる。それだけは確かなので、少なくとも私は彼を応援したくなっちゃいましたね。

おわりに

秦基博について、おすすめ5曲を紹介しつつ、大いに語りました。
歌詞は、まじで素人くさい。技巧が全然ない。だけれども、必死に言葉を探しているのがわかるし、音にそれが乗ってくる。あとは、歌が上手すぎてもうなんだって良くなるほどグッとくるんだよなぁ。
応援しています!

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