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GLIM SPANKYが懐古厨に超ツボる【おすすめ7曲】

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この時代に古臭いロックを愛する若手2人 

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熱い女が出てきましたよ!邦楽界を震撼させるインパクトの若者ですよ。GLIM SPANKYの松尾レミです。
古臭いロック・ブルースが好きなのがサウンドからも、曲からもビンビン伝わって来るGLIM SPANKY。昔のロックが好きな人は絶対ハマるんですが、何よりの魅力は松尾レミの歌。これはもう唯一無二で超熱い。魂がこもっている。
それでいて、発展途上の青さがあふれ出しているその刹那性にも惹かれるんだよなぁ。
知らない人のために略歴をwikiより↓↓

1960 - 70年代のロックやブルースを基調にしながらも、それらのルーツを自身の世代感というフィルターを通し、独自の感性と現代的な感覚で昇華させたナンバーによって新しさを感じさせるサウンドを鳴らし、幅広い世代を唸らせる新世代の男女2人組ロックユニット。
デビューしてすぐにテレビ局プロデューサーのYOU-DIE、いとうせいこう、リリー・フランキー、みうらじゅんといった音楽好きの業界人に絶賛される。また、野宮真貴、佐野元春、桑田佳祐、加山雄三といったミュージシャンからも絶賛された。
GLIM SPANKY - Wikipedia

この記事では、GLIM SPANKYの熱さを1人でも多く伝えるために、おすすめ7曲を用いて、彼女たちの魅力にとことん迫ります!! 

目次

吹きぬく風のように

吹き抜く風のように
GLIM SPANKY
2017/09/13 ¥250

これ、だいぶ良いと思うんです。
売れるな厨からすると、4つ打ちダンスビートに迎合しやがって、なにズッチーでオクターブやってんだっていうツッコミが入ると思うんです。いや、実際客ウケは狙ってると思いますよ。ライブで盛り上げるためにはダンスロック必須ですし。
でも、芯みたいなものを感じるんですよね。特に歌詞は結構刺激的。というか暗いんですよ。基本的にこの子は。そこが良い。笑
なんかパワフルだから元気爆発とか言われてるけど、違う。暗さが彼女の持ち味。それがすごく伝わるから、いい。

MOVE OVER

MOVE OVER
GLIM SPANKY
2014/12/06 ¥200

ジャニス・ジョプリン「MOVE OVER」のカヴァー。
こういうの好きなんでしょうね。タイム感がドハマリしててかっこいいんですよ。
出来上がり自体は、本家本元よりも随分青い。青くってすごくいい。青いのって、なかなか出せない。今しか出せないかも。
英語の発音もヒヨッコでかわいい。笑

大人になったら

大人になったら
GLIM SPANKY
2015/04/22 ¥250

ギター一本(と歌)で戦える女ヴォーカルって今、誰がいますかね?
松尾レミは数少ない戦士のうちの一人です。
”ずっと子供でいたいよ”
あんな声で言われてしまうと、センチメンタルの塊が全身を駆け上って鳥肌を立てたのちに、目から流れ落ちてしまう。
この子は歳を取ったらどんな歌を歌うんだろうか。刹那性がすごく魅力だからこそ、ちょっと心配でもあるし、楽しみでもある。

THE WALL

THE WALL
GLIM SPANKY
2017/09/13 ¥250

サイケデリックが好きなんですよねこの人たち。それこそラブ&ピースのノリですよ。
それと、ポップとのバランス感が結構最強レベルで上手い。
ちゃっちいシンセサウンド聞いていると、Kula Shakerとか思い出すなぁ。やっぱ仏陀最強だな。

闇に目を凝らせば

闇に目を凝らせば
GLIM SPANKY
2016/07/20 ¥250

”夜景画の山肌に月が顔出して僕は真夜中へと旅に出たのさ ガス燈へと群がる虫たち自ら命を燃やしに集うよ”
これを松尾の声で歌われるとゾクゾクしませんか?
映画だとか、それこそアニメだって、ゲームだって何だって良いんですが、ボロボロに弱ってしまって逃げた旅の孤独の中、これが流れると、私たぶん涙しちゃうと思う。
孤独に寄り添う歌ですよ。これは。

ひこうき雲(cover)

ひこうき雲
GLIM SPANKY
2014/06/11 ¥250

こんなのやってたんだ、っていう一曲。
2014年の”焦燥”ってミニアルバムに入ってます。キー外してるかもしれない、ユーミンみたいなヘンテコ倍音が出てるわけでもない。
でもめちゃくちゃいいんですよ。彼女のひこうき雲には、青さが溢れている。ケンカっ早いひこうき雲。熱いひこうき雲も悪くはないですよ。 

美しい棘

これは2017年の衝撃だったなぁ。出会えて良かった。
松尾のソウルが終始溢れ出している。私たちが生きている人生が一瞬で、一度きりしかなくて、もう絶対に後戻りはできない付加逆な時間を進んでいることが痛々しく、瑞々しく理解できてしまう。
聞けば、こんな説明なんて不要なはずですが、ついつい語ってしまいました。
これは一生ライブで歌えるでしょう。代表曲になっていく風格がある。

おわりに

 いやぁ、熱かったです。
ノリノリの曲もたくさんあるんですが、私は、彼女たちの魅力は暗さにあると思っています。青春を引きずった特有の暗さが、彼女の魂の声をわき上がらせるんですよね。刹那的なバンドな気もするけど、頑張って欲しい!

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