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コールドプレイにがっかりしてるので時系列にアルバムを並べて悪口を言う【厳選7曲】

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世界が認めるモンスターバンド

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グラミーも取って、ipodのCMにも使われて、すんげー美人の奥さんもらって(後に離婚したけど) 、これ以上ないスターダムへ上り詰めたColdplay。みんな大好きコールドプレイ。
そんな華々しい経歴をwikiから↓↓

1997年にロンドンで結成される。メンバーは、クリス・マーティン(ボーカル・ギター・ピアノ)、ジョニー・バックランド(ギター)、ガイ・ベリーマン(ベース)、ウィル・チャンピオン(ドラム)から構成される。2000年、デビュー・アルバム『パラシューツ』とシングル「Yellow」の大ヒットにより世界的な成功を得た。『パラシューツ』は全世界で約900万枚、
2ndアルバム『静寂の世界』は約1500万枚、
3rdアルバムとなる『X&Y』は約1300万枚のセールスを記録した。
ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えた4枚目となるスタジオ・アルバム、『美しき生命』は2008年6月にリリースされ、約1100万枚のセールスを記録した。
5thアルバム『Mylo Xyloto』は約800万枚、
6thアルバム『Ghost Stories』は約400万枚のセールスを記録した。
2015年12月4日に7thアルバム『A Head Full of Dreams』が発売された。ギターとファルセットボーカル中心の曲が多いレディオヘッドやトラヴィスをはじめ、U2からも強い影響を受けているとされる。『パラシューツ』以降は他方面からの影響を得たとされ、『静寂の世界』ではエコー&ザ・バニーメンやジョージ・ハリスン、『X&Y』ではジョニー・キャッシュからの影響やクラフトワーク的作風にも挑戦している。
コールドプレイ - Wikipedia

いやぁ、ピカピカの経歴ですねぇ。素晴らしい。
でも私はほとほとがっかりしているんです。 こうなるべきじゃなかったって思っているんですよ。なぜそんな風に思ったのかを、各アルバムから1曲チョイスしながら語りたいと思います。

目次

Parachutesより: Yellow

個人的Coldplay史上圧倒的No.1の曲。アルバム的にも1stアルバム”Parachutes”が最高だと思っています。
理由は簡単、一番この頃の音楽が素朴だから。
簡単に言うと”僕と君”系の歌なんですが、サウンドといい、歌詞といい、ヴォーカルといい、全てが地に足ついてるんですよね。ラブソングで、ミニマルな音楽をしようとしているのも、後期の作品にあるっちゃあるんですが、どこか技巧的にミニマルなんですよね。
これは素朴な青年が歌っているラブソングのイメージで、後期は金満のおじさんが奏でる偽善ラブソングって感じ。
そう思ってしまうのは、私の心が薄汚れているからでしょうか。
とにかく、この曲は真っすぐ歌詞が入ってきます。落ち込んで死にたくなった深夜~早朝とかに、ものすごい田舎で星を見ながら聴きたい。

A Rush of Blood to The Headより: Clocks

Clocks
コールドプレイ
2002/08/26 ¥250

一気に確固たる名声を手にした2ndアルバム”A Rush of Blood to The Head”。中でも”Clocks”に度肝を抜かれた人は多かったのではないでしょうか。
”Parachutes”の頃と比べてみると、音数もかなり増えているし、リズムのノリも含めて、かなり壮大になっているんですよね。これで一気に自らのポジションを固めた感がありますな。
”Clocks”も、キックがかなり多めに踏まれて、迫力を出しているし、ピアノも装飾というよりかはずっとリフを引いて音圧を増すのに寄与しているし、ストリングスもコーラスも上塗りされて、めちゃくちゃ荘厳です。
文句なしの名曲なのですが、急に遠くになっちゃった感があるんだよなぁ。そしてその予感は確信に変わっていく......

X&Yより: Speed Of Sound

Speed of Sound
コールドプレイ
2005/04/18 ¥250

そして3rdアルバム”X&Y”です。もはやこのあたりからは、Coldplayが好きだ、なんてのを言うやつは馬鹿みたいな風潮が出てきましたよね。もう売れ線も売れ線で、過剰な装飾にうさんくささ溢れる歌詞......
正直、ちょっと斜に構えた音楽ファンのほとんどからしたら、Coldplayの評価はここまで超絶右肩下がり”Parachutes”の感激を裏切られた感がでかすぎたんだよなぁ。
”Speed of Sound”も、耳障りは良いですが、何回も聞けるような曲じゃない。大げさすぎて嫌気がする。
一方、このアルバムだと”Low”なんかが私は好きです。音は上塗りされてるんだけど、まだつたない感じがある。色々ごちゃごちゃ音は鳴ってるんだけど、ひたすらベースラインがださくてセンチメンタルで大好きです。

Viva la Vida or Death and All His Friendsより: Viva La Vida

Viva La Vida
コールドプレイ
2008/05/25 ¥250

4thアルバム、”Viva la Vida or Death and All His Friends”からはもちろん”Viva La Vida”。IpodのCMでしたっけ?この頃にはもう全くColdplayに興味はなくなってましたし、あまり聞きこんでません。
でもブライアン・イーノがプロデューサーやってるんですね。いやぁ、もうすっかり金持ちだわ。失敗もできないし、そりゃあこうなっちゃいますよね。
ちなみに、音が少なくなる2メロの頭らへんが最もテンションが上がるんですよね。他の部分はもうね、音が鳴りすぎてうっさいんですよ。コーラスもうさんくさくて嫌。

Mylo Xylotoより: Paradise

パラダイス
コールドプレイ
2011/10/19 ¥250

5thアルバムからはこの曲を。
イントロ~メロに入るまで聞いてみてくださいよ。その辺のEDMバラード聞かされてるみたいでしょ。もはやロックバンドでもなんでもない。
サビもそう。”オオオー”とか超安直にアンセムっぽいアレンジしちゃってるしもうダメだついていけない。
初期はRadioheadから影響を受けていて、何か新しいものだったり、知らない感情を抱かせてくれるようなバンドになると思ったのに、蓋を開ければ量産型ポップアーティストですよ。もうね、残念にもほどがある。どうしてそんなに売れないといけないんだろうか。可能性は確かにあったはずなのに。

Ghost Storiesより: A Sky Full of Stars

A Sky Full of Stars
コールドプレイ
2014/05/02 ¥250

6thアルバム。
まさかのアヴィーチーにプロデューサーを任せた曲です。EDMがクソだなんて言うつもりはありませんし、EDM界隈だとアヴィーチーは好きな方でした。けど、あんまりだ。全くと言っていいほど感情が動きません。
このアルバム自体も、自分がグウィネス・パルトローと離婚したからって、ナヨナヨした曲が多いんですよ。そりゃいつまでたっても『根暗やら、ナードの聞く音楽』って言われるわな。

A Head Full of Dreamsより: Adventure Of A Lifetime

Adventure of a Lifetime
コールドプレイ
2015/11/06 ¥250

7thアルバムからは”Adventure Of A Lifetime”を。
パッと聞き、『おおーリフが尖ってるんじゃね?ダサかっこよくね?』って思っちゃった。正直。X&Yの”Low”で生まれた感情と同じような感覚。
でもまぁ、尻すぼみでしたけど。やっぱどう考えても魂を売ってEDMにすり寄ってるようにしか感じない。
クリスの魂の叫びみたいなものは全く感じない。もう聞いてられない。 

おわりに

ええ、わかってます。この記事で述べた多くは、辺境の地から発せられる自分勝手な意見ですよ。妬みだって入ってる。
Coldplayは、最近の音楽への需要もたくさんあって、それを供給している、いわばたくさんの人を喜ばせているんですよ。慈善活動もしまくってるし、社会的に意義のあるバンドなんでしょう。
わかってます。
でも”Yellow”を始めて聞いた時のような感動、そしてそこからの期待があまりにも大きすぎたんだよなぁ。もっと芸術家として名を上げて欲しかった。
”Yellow”作ったやつの15年後のなれの果てがこれかよって思っているの、私だけですか?

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