Aメロのライブ感、羅列だらけの歌詞
歌に音程とかなくてええんです。(ベースラインがしっかりルート音取ってるのに)、歌の音程とか大したことじゃないっす。
(ギターうまいっしょ?たまにギターソロペキョる*けど熱いっしょ?)歌の音程とか大したことじゃないっす。
って絶対思ってるやん!こんなん↓
~LONDON、 Tower Bridge, 腐った野いちご~
スタジオver(CD音源)でもかなりAメロの音程、あやふやに作ってあるんですよね。それでいて歌詞がそのままリズムに乗ってぐいぐい進んでいく感じ、たまらなくないすか?
序盤の歌詞は単語の羅列と言ってもいいほどです。ただ、一語ずつでは意味が乏しくっても、リズムと相まって、語句の積み重ねによって少しずつ世界が浮かび上がってくるんです。小説の技法と一緒ですね。色んなところで使われているけど、この曲での迫ってくる感じがたまらんです。
何の世界が浮かび上がってくるかって?知らんがな!わしゃ不良でもなんでもないねん!フォードでスピンしてよだれ垂らしたことなんかあらへんねん!
Bメロのギターの叫び、リフ、サビ
ハイホーハイホー言うてますね。まあいいんです。かっちょよければ。サビまでのフリですから。しかし、どこからがサビなんでしょうか。もはやそもそもの曲の構成さえよくわかりませんが、ともかくギターが叫び、ベンジー(Vo.浅井健一)が叫び、中村達也(Dr.)が連打する、ひたすらテルさん(Ba.)はルートを刻んで支え続けつつ、曲を前へ前へ進める。
光線のように、戦車のように。
ぐいぐいと曲は進んで勢いが落ちることはありません、ああ、中村達也のシンバルをしばく気迫、目の前まで汗が飛び散ってくるかのようですね。(聞いてる)
光線のように、戦車のように。
ぐいぐいと曲は進んで勢いが落ちることはありません、ああ、中村達也のシンバルをしばく気迫、目の前まで汗が飛び散ってくるかのようですね。(聞いてる)
詩的で鋭利で重厚でペキョい、そんな音楽に埋もれていたら、もうそれが3人で出しているなんて忘れてしまうくらい、ブランキーワールドいや、ブランキージェットシティに入り込んでしまっているはず・・・!!!
明日会社休も・・・
*ペキョる:ギターを失敗してペキョペキョ音を鳴らすこと
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