きゃすのキラキラブログ

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小説

花村萬月を読んで極上のカタルシスを!【暴力・セックス・ドラッグ・ロックンロール】

最近の小説家には描けないものを描ける貴重な作家花村萬月おすすめ小説ベスト9作をランキング形式で紹介します。 小説の中で圧倒的なまでの暴力をふるったり、性行為に耽ったり、読者に圧倒的なカタルシスをもたらしてくれる稀有な作家です。

高橋源一郎の笑える前衛文学を7つ集めてみた

尖った作品を書く高橋源一郎。 通常の物語という体裁から解き放たれた、自由な文体が特徴で最大の魅力の高橋源一郎のおすすめ小説ベスト7をランキング形式で紹介します

平野啓一郎おすすめ小説7作ランキング!本格派がエンタメ力をめきめきつけて最強作家へ......

日本文学界の若手の中で貴重な本格派の作家平野啓一郎のおすすめ作品7作をランキング形式で紹介! 最近のポップな小説も、憎いほどに巧くて、心揺さぶられて良いです。

スリルゼロなのにおもしろい柴崎友香の7冊ガイド【きっと大阪が好きになる】

日常の風景の切り取り方が秀逸で、一度読んでしまえば、自分の生活の見え方までいつのまにか変えられてしまう。そんな不思議な魅力を持った作品を書く作家、柴崎友香のおすすめ小説ベスト7をランキング形式で紹介します。

カミュおすすめ小説!どんよりするけど人間洞察が鋭いベスト5作ランキング

人類の道義心の問題点をえぐり取って照らしたことが評価され、若くしてノーベル賞を受賞するなど、人間の心の闇を読み取る力がスゴいカミュの小説5作をランキング形式で紹介します。

堀江敏幸おすすめ小説!抑制されているのに心が震える小説ベスト8+αランキング形式で紹介

重要な人を死なせておけば物語って盛り上がる。 けれど、堀江敏幸はそんなことをしなくても人の心を動かします。 この記事では、そんな職人の技が光る堀江敏幸おすすめ小説ベスト8作+αをランキング形式で紹介します。

川上弘美おすすめ小説!幻想的な空気感がたまらない小説20作をランキング形式で紹介

空気感がたまらなく素敵で、ずっとその世界にいたいと思っちゃう。 ちょっと疲れた時だったり、失恋した時、嫌なことがあったときに読むと最高。 そんな、不思議な純文学作家、川上弘美のおすすめ小説ベスト20をランキング形式で紹介します。

感情揺さぶる関西弁が気持ちいい西加奈子作品を読もう

文章から主張がぐいぐい伝わってきて、命を燃やして書いてるな、っていうのが伝わってくる気持ちの良い作家、西加奈子。 文章から主張がぐいぐい伝わってきて、命を燃やして書いてるな、っていうのが伝わってくる気持ちが良い作家です。 エンターテイメント…

羽田圭介おすすめ小説 タレントだけじゃない!意外とおもしろい小説ランキングベスト7

物語の起伏にも乏しいシンプルな物語も書くし、素人が読むと吐き気がしそうな描写が満載の奇抜な作品もいくつか書ける。 そんな羽田圭介のおすすめ小説ベスト7をランキング形式で紹介

Kindle Paperwhiteは最強の読書ツール。他のKindleもあわせて紹介

読書家の強い味方! Kindleがあれば読書が最高に捗る 紙の本で読むのが個人的には好きなんです。 しかし、読書家って、いつでもどこでも本読みたいんですよね。活字に飢えるんですよ。確かにスマホでも色んな情報をネットで見れるんですが、本の情報の深さと…

山内マリコの6冊をここではないどこかへ憧れる人のために捧ぐ

的確に地方や郊外の空気、時代感を捉える美人作家、山内マリコのオススメ作品をランキング形式で紹介します。 川上未映子、よしもとばなな、海外小説のおすすめ記事もあります。

【小説・技法】マジック・リアリズムの解説とおすすめ作家・作品紹介【魔術的現実】

読者の感覚を揺さぶる表現豊かな作家・作品を、マジックリアリズムの解説とともに紹介します。

【小説・技法】信用できない語り手の解説とともに作家・作品紹介する

信用できない語り手が使われているおすすめ小説とともに、技法について解説していきます。 上手い話は、人間の真理のようなものが透けて見えてくるので本当におもしろいのでオススメ。

小説の書き方を映画・マンガの創り方から学んでわかった4つのポイントまとめ

小説は誰にでも書ける 小説を書くって、読書家の憧れですよね?自由に、あなただけの世界をあなたが表現することができるんです。私は1年ほど書けて原稿用紙250枚の物語を書き上げたことがありますが、その時の達成感は格別でした。決して上手くはありません…

激軽だけど読書の楽しみが詰まった東野圭吾作品30選!

格式高かったり、語感が美しい純文学の文体は書きません。誰でも簡単に読める、さっぱりしたエンタメ性の高い文章でさくさく読ませる作家です。読書をはじめるのにぴったりの作家です。 読書の入り口として最適な東野圭吾のおすすめ小説を、ランキング形式で…

ノーベル賞に最も近かった天才作家、安部公房のおすすめ作品紹介していく

はじめに:純文学最強世代 三島由紀夫に大江健三郎、そして安部公房。同時期に世界的な作家を三名も輩出していた、戦後の日本文学界は、世界的に見ても重要な時期です。 川端康成以来のノーベル文学賞を取ったのは大江健三郎ですが、安部公房も、生きていれ…

ドストエフスキーのおすすめ小説5大長編+α読みにくい順に紹介していく【日本人作家にも多大な影響】

はじめに:世界的大文豪の五大作品は難解? イエスであり、ノーでもあります。もちろん読むのが辛くなるほど難解なものもあります、ただ、およそ小説の全てが詰まっていると言っても過言ではない、楽しく読める大長編もあるのです。また、ドストエフスキー作…

ページをめくる手が止まらないおすすめミステリー小説22選

はじめに:ミステリーはみんなが楽しめる ミステリーから読書にハマる方も多いと思います。売れ筋ランキング上位だったり、本屋大賞/海外文学賞に輝くような上手い作家はテクニックを駆使して、読者の『謎が知りたい』という欲望をエサに、どんどんページを…

おすすめ小説 数珠つなぎ方式で作家ごとに紹介してく 計50冊

日本人有名作家の25作品から、世界で活躍する海外作家25名(作)を数珠つなぎ的におすすめしていく。 音楽で例えれば、ミスチルが好きな人にOasisを薦める、みたいなことを小説で行おうと思うのだ。要するに、これが好きならあれもどう?という感じで勝手にお…

【全9作品】脳内旅行のできる名作に出会いたいなら翻訳家の岸本佐知子に頼ろう

はじめに:本選びで迷ったら翻訳者に頼ろう 書店には本がありすぎて、どれがおもしろいのかわからなかったり、海外作品は当たり外れが大きいから、チャレンジするのが怖い、そういうことが多々あると思います。そういう時は名翻訳者に頼りましょう、必ずいい…

少し奇妙なおすすめ恋愛小説を10作厳選

はじめに:少し奇妙な恋愛小説ランキングポリシー 語り口/設定/恋愛対象/対象への執着...etcが奇妙な恋愛小説を選出 独自ランキング 一作家一作が原則 海外文学、日本文学隔て無く選ぶようにした それではさっそくランキングどうぞ! 10位 もしもし もしもし…

村上春樹の語るお金と自由と時間とある種の友情/夢を見るために僕は目覚めるのです

はじめに:村上春樹のインタビュー集 1997年~2011年にかけて、村上春樹が世界中で受けたインタビューがまとめられた一冊です。この期間に出版された翻訳作品以外の主な作品はこんな感じ。 若い読者のための短編小説案内 約束された場所で スプートニクの恋…

マラソントレーニングのやる気が出る書籍10選【走り出したくなる】

はじめに:トレーニングに家をでるまでが億劫 わかります、その気持ち。継続ってとても難しいです。私もサブ4を達成するまでの1年間の中で、何度練習をしない言い訳を自分にしたことか。 雨降っているし、やめておこう(降ってるのか降ってないのかわからんレ…

2つの顔を持つトルーマン・カポーティの作品7つをチョイス

はじめに:トルーマン・カポーティって? 19歳の時に掲載された最初の作品『ミリアム』でオー・ヘンリー賞を受賞し、「アンファン・テリブル(恐るべき子供)」と評される。23歳で初めての長編『遠い声 遠い部屋』を出版し、若き天才作家として注目を浴びた…

村上春樹の小説を11のタイプ別におすすめする【中編・長編】

はじめに:本好きにとって悩ましい質問:好きな小説家は? 好きな小説家は?と聞かれてもう村上春樹と答えることはなくなった。けれどもこれまでに読書で一番長い時間を費やしたのは、確実に村上春樹だ。どの長編も少なくとも三度以上は手に取っているし、多…

村上春樹の三人の短編の師/夢をみるために毎朝僕は目覚めるのです

はじめに:短編は『うまくて当然』 うまくかけていない短編小説なんて、ストライク・ゾーンでの細かいボールの出し入れができない中継ぎのピッチャーみたいなものです。ストライクが思うように入らないことには、ピッチングの組み立てができない。 (『夢を見…

村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』は哲学書

はじめに:走る小説家村上春樹の語ること 村上春樹が『走ること』を通して自分の人生観や哲学を語ったエッセイです。 題名はレイモンドカーヴァー『愛について語るときに我々の語ること』から取られています。カーヴァーの愛好家ならでは。ちなみに『愛につ…

知的生産活動の全てがわかる/『知的トレーニングの技術』花村太郎

はじめに:元祖知的生産のための手法まとめ本 偉大な先人たちが残した手法を引用し、自分だけの思考法を完成させる方法を記した、知的生産の手法まとめ本です。元祖であり、唯一無二、伝説のテキストです。 構成は、二部構成で準備編と実践編に分かれていま…

やっぱり日本人は議論下手?ロジカルな議論のポイント/『議論の技術』倉島保美

はじめに:議論について習ったことありますか? 私の経験上、多くの日本の会社での議論は、単なる意見(というか感想)の述べ合いをするだけのものに過ぎません。もちろん公正な議論が盛んな日本の会社もあるのでしょうが、一般的に、議論と呼ばれるものの着…

書くだけじゃない。読むのにも、役立つ/『小説の技巧』デイビッド・ロッジ

はじめに:感受性をさらに鍛えるためのテクニック 小説を読んでトリップするような経験をしたことはありますか?涙が止まらなくなったことは?怒りに体が震えたことは?読書好きなら一度はあると思います。 能動的にその体験を求めるのなら、どうすればその…