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おしゃれに輝く余裕たっぷりの音楽 Spangle call Lilli lineについて【おすすめ5曲】

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 音楽は趣味と言い切る潔さ

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  • 命かけて愛と平和叫びます!
  • ドラッグキメまくりでトリップを音楽に
  • 失恋の傷をそのまま曲に...... 

Spangle call Lilli lineは、上記のように命を削った創作をする集団ではありません。
メンバーそれぞれがフォトデザイナーや写真家なんかで生計を立てて自立している。むしろ音楽活動は日々の生活のガス抜きとしてやってるとも言っちゃう彼ら。
だからこそできる自由な創作活動が、優雅にトリップできる音楽を支えてくれるんですよね。音楽に余裕がある感じ。
スパングルとか、SCLLって呼ばれたりする、Spangle call Lilli lineの簡単な略歴を下記に↓↓

1998年結成。メンバーは大坪加奈、藤枝憲、笹原清明の3人。今までに10枚のアルバム、2枚のシングル、3枚のライブアルバムと、ベストアルバム2枚をリリース。数々のコンピレーションアルバムなどにも参加。ボーカル大坪加奈による「NINI TOUNUMA」名義のソロや、藤枝&笹原による「点と線」名義でのリリース、国内外のアーティストの作品への参加など、サイドプロジェクト等も精力的に活動
Spangle call Lilli line

この記事では、彼らの魅力について、おすすめ5曲を用いて存分に語ります。

目次

まずはこれを聞いてみて!: Dreamer

スプラングルの魅力の一つ、ヴォーカルの大坪の気だるげな声が上げられるのですが、それを感じれる良曲がコレ!
ウィスパーヴォイスなんだけど透き通ってなくて、若干ハスキーに高音を出すんですよね。官能的とは言いませんが、すごく魅力的なんですよ。サビでハモってるところとか最高じゃないですか?
夢を見てるみたい。。。

名アルバムから1曲: cobalt

cobalt
Spangle call Lilli line
2010/06/23 ¥250

ジャジーなビートに木琴の温かな音色がとても気持ちいいナンバー。ドラムとベースの音も生音感が強めに出されている録られ方をしていて、アットホーム感がたまらないんです。
収録アルバムは”forest at the head of a river”
川のほとりのとある森、とでも訳しましょうか。温かくも、どこか不安げに見えるジャケットも超オシャレです。スパングルの感性ほとばしるアルバム。

1stシングルにして、いくつものverがあるスルメ曲: nano

nano
Spangle call Lilli line
2003/06/11 ¥150

1stシングルなんですが、完成度が高すぎです。1stにして、目指す場所にもう到達しちゃってたパターン笑 歌詞が超秀逸なんですよ。冒頭から語感がだけで鳥肌立つんですが、実際に歌詞噛みしめると、神々しい気分になっちゃう。すごく日常的なことを言っているのだけれども、
"由来 霍乱の照り足す 目に写る 言わず 非 よぎった中庸の連みたい トゲに巻く 組み替えし ある企んだ窓に 転がる風樹 描く まつげに響く 据膳待つ パス片手に 心に踏襲触れたコード いつもそば"
色んなverが出されていて、それぞれに染まれるのは根本にある曲がしっかりしているから。大坪の声が儚げで歌詞をうまく表現できていてとても良いです。

felicity

felicity
Spangle call Lilli line
2013/06/12 ¥250

felicity(至福)っていうのがイントロやメロでは穏やかな軽やかさ、みたいなもので表現されているのに対して、サビでは一転して転がっていくようなメロディラインに変化していく。そしてまたメロに戻った時にはもうその回転は加速してしまっている。音数も増えていって、元には戻れない。
下記のような流れなんですが、これを聞いてみて、アナタは何を感じますか?

  1. イントロ~Aメロ:空間のスキマを意識したdreamyな世界観
  2. Bメロ:何かが起こりそうな予感
  3. サビ:転がり落ちていくイメージ
  4. 間奏~Aメロ:空間のスキマが埋まっていき加速していく
  5. Bメロ:ブレイクのあとは、キラキラとした世界観
  6. サビ:コーラスが重なり、フレーズが反復され多幸感に溢れるひと時
  7. アウトロ:イントロと同じフレーズだけれども、華やか

ピアノが印象的: cast a spell on her

cast a spell on her
Spangle call Lilli line
2008/11/12 ¥250

ピアノを装飾的に使っている(オカズとして使っている)曲は大概オシャレです。え、言い過ぎ?でもこの曲はオシャレですよ。
旋律が憂いを帯びているんですよね。ピアノの音が濡れてる。
切ないときにこの曲を聴いていると、音に溶けてなくなってしまいそうになるから要注意。

おわりに

Spangle call Lilli lineの優雅さ・自由な空気・魅力について、おすすめ5曲を紹介しつつ存分に語りました!
クリエイティブな職業につきながら、息抜きがてらこんな素晴らしい曲を生み出す......そんな風に生きられたらいいなぁ。音楽を愛する人ならば、誰もが憧れる存在のような気がする。
気になったらまずはベスト盤”SINCE2”から聞くのがオススメ!↓↓

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