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山下達郎の素晴らしさについて30曲分ひたすら語りたい

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若いリスナーのための山下達郎案内をしたい

若者向けにいっちょ書いたろか、的に見える見出しですが、私自身アラサーです。達郎ファンの中ではヒヨッコです。

家族が熱狂的な山下達郎ファンで、サンデーソングブックは全て録音している、ライブは年に数回行く、というぐらいのファンレベルだったこともあり、小さい頃からたくさん聞き(聞かされ)自然とファンになっていました。

『Ride on Time』、『クリスマス・イブ』ぐらいしか知らない若者も多いと思いますが、洋楽のポップミュージックが好きな人、アカペラが好きな人、とにかく演奏レベルの高い音楽が好きな人、歌が上手い歌手が好きな人何かにむちゃくちゃおすすめです。

何気ない日常が、すごく華やかになる大人の極上ポップミュージックを30曲ランキング形式で紹介します!

目次

 

おすすめ名曲ランキング

ポリシーを少しだけ。

  • 独断と偏見の個人ランキング
  • ()内にアルバム名
  • youtube、Itunesのサンプルなどをところどころ交えて紹介
  • なるべく時代や趣向が偏らないようにした

 

それでは早速ランキングどうぞ!!

30位 Bomber(GO AHEAD!)


BOMBER/山下達郎 Live Ver

 ベースが凄まじくかっこいいナンバー。ベースが主役と言っても過言ではないし、このノリを作り出すために必要不可欠な存在感。
ギターのカッティングの絡み方も最高。Liveとかで聞くと確実にかっこ良すぎてノックアウトされること間違い無し!

29位 風の回廊(Pocket Music)

 

爽やかなエレピとサックスの達郎サウンドが心地よい一曲。力まずに歌う声が美しくて気持ちいいです。
日曜の朝とかにドライブしながら聞くともう最高の気分になれます。

28位 Solid Slider(SPACY)

 

アルバム”SPACY”は文字通りSPACYなヴォーカルサウンドが楽しい一枚ですが、参加アーティストが豪華すぎ、かつ個性がかなり活かされています。世界屈指の名ドラマー村上ポンタ秀一に坂本龍一、細野晴臣、吉田美奈子。音楽好き全てに届けたい、聞くだけでレベルが上がりそうな一枚です。
Solid Spiderはミドルテンポなんだけれども、超ご機嫌なナンバー。

 

27位 アトムの子(ARTISAN)

アトムの子 ('09 New Remaster)

アトムの子 ('09 New Remaster)

  • 山下達郎
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ドラミングが印象的なナンバー。山下達郎の絶品のセルフ・コーラスワークが堪能できます。ゆっくりと読書や趣味のことを自宅でしながらかけると心地良い時間が過ごせます。

26位 メリー・ゴー・ラウンド(MELODIES)

 

演奏力がハイパー半端ない一曲です。特にLIVEアルバム『JOY』での青山純のソロ入のテイクはドラマー必聴。無茶苦茶気持ち良いです。
とにかくリズム隊がいい働きするんです。そこらへんのバンドとはレベルが全く違う。日本トップレベル。

25位 さよなら夏の日(ARTISAN)

 

アルバムのジャケットが印象的な”ARTISAN”収録の名バラードです。山下達郎のラジオ番組”サンデーソングブック ”でも毎年夏の終わりにかかるんですが、なんとも言えない寂しい、けれどどこか心地良い切なさが胸に残るんですよね。
最後の虹が出た、ってところがすごい好き。

 

24位 Jody(Big Wave)

 

達郎お得意のサマーチューンです。大瀧詠一を彷彿とさせるナイアガラサウンドが超心地よいです。聞くたび、目を閉じれば時代が遡って、キラキラと眩しい若さ、青さが感じられます。

 

23位 Windy Lady(Circus Town)


Tatsuro Yamashita - Windy Lady

16分のビートがむちゃくちゃオシャレなビートを刻んで、ベースがうねりを加え、カッティングで色づけし、ストリングスやラッパが華やかに彩る。エンドレスリピートしたくなる一曲です。聞いてみてください。グルーブとは、なんて考えるまでもなく体が動き出すのを感じるでしょう。

こんな曲が作れたら本当に楽しいだろうな。

22位 Let's Dance Baby(GO AHEAD!)

 

初期のシングル曲。B面はなんと30位で紹介した”BOMBER”。すごいシングルだったんですね。”BOMBER”が人気すぎてA面B面を逆さにして売ったこともあったとかなかったとか。
何と言ってもメロの美しさに、山下達郎の才能のほとばしりが見られます。メロからサビ、全てのコード進行がおしゃれ。たまりません。

21位 Loveland Island(FOR YOU)

 

絶品のコーラスワークが炸裂するサマーチューン!大人が気分を盛り上げて、かつロマンチックにしたいなら、この曲です。ポップでオシャレなセンスが満載なので大人のドライブデートでかけたい一曲!

20位 潮騒(Go Ahead)

 

メロディが美しいスローバラード。山下達郎の曲は休日に聞くと極上のリラックスタイムが得られますが、その中でもこの曲は格別に心地よい。ゆるいグルーブが疲れた脳と体を休めてくれます。 

19位 Circus Town(CIRCUS TOWN)

 

山下達郎お得意の16ビートが炸裂するミッドテンポのバラード。ブラックミュージックを独自に消化したようなグルーブが気持ち良いです。16分のシンコペーションがたまりません。
サックスでムーディにソロを仕上げて盛り上げていく終盤は合法的にトリップできるみたいに素敵です。

18位 Dancer(SPACY)

 

『2001年宇宙の旅』を感じさせる幻想的なイントロから始まる音数を抑え気味のメロでタメてタメてタメて、幻聴のようにコーラスが重なって聞こえるサビでトリップできる一曲です。お酒でキメながら聞きたい一曲。

17位 高気圧ガール(MELODIES)

 

山下達郎の代表曲の一つ。海辺に座った美女のCM(JAL?)でも有名だったみたいですね。本当に、夏のポップソングを書かせると素晴らしい曲ばかり書きますねえ。沖縄でオープンカーなんか借りて、海辺をノリノリになりながら聞くともう最高。

16位 パレード(NIAGARA TRIANGLE)

パレード

パレード

  • 山下達郎
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 Sugar Babe時代の超名曲。イントロのピアノが美しくて少し妖しくて、やっぱり美しくて素敵です。華やかなんだけれど、どこか切ないメロディが郷愁を誘うんです。お祭りは刹那性があるから輝くんですよね。祭りの後は切ないもの。ちょっぴり切なくなりたい時におすすめ。

 

15位 Funky Flushin'(MOONGLOW)

 

ファンキーなダンス・チューン。黒いノリのベースが炸裂します!大人が楽しむダンスミュージックとして。吉田美奈子と大貫妙子のコーラスがたまらなく聞かせます。

14位 夏への扉(RIDE ON TIME)

 

もろロバート・A・ハインラインの小説『夏への扉』をオマージュしています。ピート出て来るし。笑 小説もむちゃくちゃいいんですよね。SFの元祖で、決して色あせない魅力があります。山下達郎も永遠に滅びない極上のポップミュージックを提供し続けています。夏の景色が浮かぶ一曲。

13位 Get Back in Love(僕の中の少年)

 

壮大なラブソング。ドラムのスネアの一発一発が気持ちよく響いて、ビートを生んでいます。家族で北海道旅行に行った時、車の中でこれがかかっていました。夕日がちょうど美瑛の野原に沈んでいくところで、美しく赤く輝いているのを車の窓から見ながら、極上の音楽を聞いたのを思い出します。ずっと思い出に残る曲です。

12位 ポケット・ミュージック(POCKET MUSIC)

 

アコギのカッティングで始まるイントロを始めとした、独特のタイム感がたまらない一曲です。なんというか、山下達郎の裸の魅力が詰まっていて素敵なんです。都会的な壮大な曲も良いんですが、実は素朴な曲も最高なんですよね。意外な一面を知らない人には是非聞いて欲しい一曲です。

11位 ドーナツ・ソング

ohーohーoh キミとーだけ、ドーナツ。

好きなんです。曲もドーナツも。

10位 ずっと一緒さ(Ray of Hope)

ずっと一緒さ

ずっと一緒さ

  • 山下達郎
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 野島伸司脚本、香取慎吾、竹内結子主演のドラマ『薔薇のない花屋』のエンディングテーマだった曲です。視聴率20%超えも記録した良作ドラマにぴったりの名バラード。
思い出とともに味わいたい一曲です。

9位 Ride On Time(RIDE ON TIME)

 

言わずと知れた超名曲。この大ヒットが山下達郎の勢いを確固たるものにしました。曲のどこまでも飛んでいけそうなノリ、伸びやかでこれまた自由に羽ばたくヴォーカル、そして風のように美しいコーラスが絡み合っています。キムタク主演のドラマ『GOOD LUCK』の印象が強いですが、そんなことは関係なし、文句なしの名曲!

 

8位 土曜日の恋人(POCKET MUSIC)

 

サウンドが美しくて都会的なポップミュージック。『ひょうきん族』のエンディングだったんですね。リアルタイムでないのですが、なんて素敵な終わり方だったんでしょうか。笑 爽やかに土曜日の夜は更けていくのが目に見えるようです。

7位 Daydream(RIDE ON TIME)


Tatsuro Yamashita - Daydream

 

青山純の片手16ビートがたまらない一曲。(もっと、たまらない曲が実はあるんですがね)。もう、本当にこういう曲だけ集めたアルバムがあったら一晩中ビールを飲んで目をつぶって踊っていられる気がします。サビの高音部分も最高。歌っちゃう。

 

6位 僕らの夏の夢(Ray of Hope)

僕らの夏の夢

僕らの夏の夢

  • 山下達郎
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

細田守の映画『サマー・ウォーズ』の主題歌。名バラードです。
『君の名は。』が大ヒットしたことで、日本のアニメ映画界もまた盛り上がって来ましたね。宮﨑駿の後継者、なんて言われたりもする二人ですが、どんな風に進化していくのか楽しみです。
話が逸れましたが、ドラマティックにシンプルに美しい名曲を映画とともに是非どうぞ。

5位 クリスマス・イブ(MELODIES)

 

山下達郎が自身のベスト曲にも挙げるほどの圧倒的代表曲。歌詞、アレンジでの世界観構築、メロディのポップさ、キャッチーさ、全てに置いてハイレベル!
ベタ過ぎますが、良いものは良い。

4位 蒼氓(僕の中の少年)

 

親交のある桑田佳祐・原由子夫妻、そして山下達郎と竹内まりあ夫妻とで歌われるユニゾン・コーラスは涙が出るほど感動的。その部分だけでも全音楽ファンに進めたい。これがライブでは全員で歌うこともあるんだから凄まじいです。
ライブアルバム『JOY』で聴けます。

 

3位 Sparkle(For You)


SPARKLE 山下達郎 1985 2/23~24 神奈川県民ホール Live

はい、出ました、山下達郎史上最強の16ビートグルーヴ!ライブでこのクオリテイ出せるの、日本で何人いるんやって感じです。ギターのカッティングの音色最強、ベースのうねりもピカイチ。凄まじい名曲でございます。
エンドレスリピートしながら日曜の午後を過ごしたいものです。こちらも『JOY』で名演奏が聴けます。

2位  Pink Shadow(It's A Poppin' Time)


山下達郎 ピンクシャドウ

2位はまさかの山下達郎以外の曲が来るという。本当にファンなのか疑わしくなる選曲ではあります。笑 けれどめちゃくちゃ好きなんですよね。達郎のピンクシャドウ。原曲はブレッド&バター。とにかくおしゃれ、かっこいい、演奏しても楽しい。最強の曲です。

1位 僕の中の少年(僕の中の少年)

 

 1位は僕の中の少年。アルバムでは僕の中の少年が一番好きなんですよね。その中でもアルバムのトリを飾るこの曲はかなり不思議な曲です。歌詞はよくわからない。それに、アレンジがむちゃくちゃ凝ってます。変な方向に。奇妙な音がたくさんするし、すっきりしないんです。はっきり言うと他の曲みたいにカタルシスはない。

けれどどの曲よりも胸の中に”何かわからない切なさ”が残ります。それはきっと私の中にある過去の思い出だったり、少年性(もしくは少女性)だったりするんでしょう。
きっと文学が好きな人はこの『わけのわからない何か』に取り憑かれること間違い無し!
 

おわりに

きっと往年のファンの諸先輩方が見たら、何じゃこの意味不明なランキング!ってなるかなと思いつつも、アラサー世代が等身大のおすすめランキングを作ってみました!

若者にも本当におすすめなので、是非聞いてみてください!全てがハイレベルの音楽で、耳が喜びます。
 

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