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きゃすのキラキラブログ

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効率よく良い文章を書く方法!/『必ず書ける「3つが基本」の文章術』近藤勝重

ビジネス/ライフハック
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はじめに:文章力をつけるとどうなる

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文章がうまくなりたい、早くたくさん書きたい。こう思ったことがある人はたくさんいるはずです。

LINEにチャット、メール、社用メール、報告書、レポート、論文、プレゼン資料......などなど、文章を書く機会は山のようににあります。

文章力の基本をつかめば、ぐんと効率よく、伝わる文章を書くことができるようになります。それは新しい街に移り住んで何も持たない状況から、自転車を手に入れるようなものです。効率よく時間を使って色んなことができるようになるでしょう。

必ず書ける「3つが基本」の文章術 (幻冬舎新書)

必ず書ける「3つが基本」の文章術 (幻冬舎新書)

 

 

目次

 

文章力とは?

そもそも文章力とはなんなのでしょうか。何を考えれば文章力はあがるのでしょうか。本書では文章力をつけるために注意する三要素をこう定義します。

  1. 何を書くか
  2. どう書くか
  3. どう構成するか

まず第一に書きたいもの、主題がなければ文章に魂は灯りません。書きたいものを明確にしましょう。

第二に、書きたいものを主観だけで書きなぐっただけでは、伝わりません。相手の目線にたった描写力が必要です。

そして最後に、文章の構成も大切です。言葉と論理は切り離せないもので、論理を逸脱した文章は何も伝えられません。論理的な構成も必須です。

 

上記の3つを軸に、文章力をつけるポイントについて見ていきます。

 

1.何を書くか

何を書くか、つまりあなたならではのオリジナリティ溢れる考えを文章にするために必要なこととはなんでしょうか。

それはあるテーマに対して独自の目線を取り入れることです。独自の目線を手に入れるには、問を出していけばよいです。

例えば、プロ野球クライマックスシリーズ継続 or 撤廃 というテーマがあったとしましょう。

色んな問いを出していき、あなたなりに考えればよいのです。例えば下記などです。

  • プロ野球はどこまでエンターテイメントなのか?
  • リーグ(ペナント)優勝チームに与えられるべきインセンティブは?
  • 例えば5年連続3位同士の日本シリーズになった場合、日本一の価値はどうなる?

オリジナルの問からオリジナルの答えを導き出しましょう。それがあなたのオリジナルの意見です。

それにプラスして、あなただけの体験、あなただけの感想を書けば、より良いです。例えば、『ロッテの下克上は、当時受験生だった私に大きな勇気を与えた。そこからもう勉強して大学受験でも絶対不可能と言われていた早稲田大学に合格することができた』などなど。


2. どう書くか

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伝えたいことが固まったあとに考えるべきこと。それは、どう伝えるか、です。

誰かのことが好きで告白するとします。ゴミ捨て場の近くで異臭の中告白するのと、美味しい食事とお酒を楽しんでもう少し一緒にいたい、と思わせたあとで告白するのではどちらが成功しやすいか明らかですよね。

ということで、求められるのは直球の意見だけではなく、それをどう表すか、という細部や周辺の描写です。告白でいうところの雰囲気作りですね。


村上春樹が文章論について語ったエッセイで、私の心に残っているものがあります。

 自分自身について書くのは不可能であっても、たとえば牡蠣フライについて原稿用紙四枚以内で書くことは可能ですよね。だったら牡蠣フライについて書かれてみてはいかがでしょう。あなたが牡蠣フライについて書くことで、そこにはあなたと牡蠣フライとの間の相関関係や距離感が、自動的に表現されることになります。それはすなわち、突き詰めていけば、貴方自身について書くことでもあります。

村上春樹 雑文集 (新潮文庫) : 村上 春樹 : 本 : Amazon

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)

 

 

これと同じことが『どう書くか 』についても言えるはずです。言いたいことの周りを描写する(むしろ言いたいこと、は直接語らない)ことで、主題を浮かび上がらせる。これが大切です。

 

テクニック的には下記が本書では紹介されています。

  • 自分と周りの関係性をどう描写するか ①人②物③自然
  • 胸中は眺めに託して描く ①遠景②近景③心模様
  • 最小のもので最大を描く ①全体②部分③細部
  • etc......

それぞれを3つのポイントに分けて解説してあります。

 

3. どう構成するか

読み手に伝わりやすい文章をつくるためには論理的な展開や、自然な文章構成が必要です。

私が一番汎用性の高いと考える構成は、
①現在②過去③未来

という構成です。

新聞や雑誌のコラムなんかでもこの構成は繰り返し使われています。こんな感じですね。

①現在(起ったこと):CSが終わり、日本シリーズはセ・パ3位同士の対戦となる
②過去(説明):10ゲーム差以上をつけてぶっちぎり優勝をしていた。CS中に優勝チームの主力が3位チームのラフプレーによって怪我をするなど、後味が悪いものになった
③未来(これから起こること):NPBはシリーズ後に検討委員会を立ち上げるだろう。プロ野球ファンから広く意見を募るべきだ

 

構成についてはロジカルシンキングの記事でも取り上げていますのでよろしければ読んでみてください。グローバルスタンダードな文章構成について書いてあります。

cass-9999.hatenablog.com

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

少し気をつけるだけで、文章はぐんとよくなると思います。この記事があなたの役に少しでも立てれば嬉しいです。

 

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