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スティーブン・キングのおすすめ小説厳選10冊ランキング形式で書いてく

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スティーブンキングって誰?

1974年に長編『キャリー』でデビュー。ジャンルはホラーであるにもかかわらず、舞台は主にアメリカのごく平凡な町で、具体的な固有名詞をはじめとした詳細な日常描写を執拗に行うのが特徴。その作風から、従来の「非現実的な世界を舞台とした、怪奇小説としてのホラー」とは異なる「モダン・ホラー」の開拓者にして第一人者とされる。

ホラーばかりではなく、『ショーシャンクの空に(原作:『刑務所のリタ・ヘイワース』)』や『グリーンマイル』など、映画化された話題作でも有名である。日常の中に潜む「ちょっとした不思議」を題材にした作品も目立つ。

著作の多くが映画化またはTVドラマ化されている。世界幻想文学大賞(1982年、1995年、2004年)、ヒューゴー賞(1982年)、オー・ヘンリー賞(1996年)、ブラム・ストーカー賞(1988年、1996年、1997年、1999年、2007年、2009年)など、数々の文学賞を受賞している。 

スティーヴン・キング - Wikipedia

*2016.9追記

知っている人がほとんどだと思いますが、『スタンドバイミー』『ショーシャンクの空に』『シャイニング』『グリーンマイル』の原作者です。主戦場はホラーですが、映画化されたものにはヒューマンドラマなども多いですね。

稀代のストーリーテラーとして活躍中で、世界一読まれる小説家といっても過言ではないのではないでしょうか。日本の作家、芸術家にも多く影響を与えています。『クロスファイヤ』『火車』宮部みゆきや『ジョジョの奇妙な冒険』荒木飛呂彦なんかもそうですね。2人の作品ともに、緻密な描写から来る恐怖が描かれています。その本家がスティーブンキングです。彼が『モダン・ホラー』というジャンルを編み出したと言われています。

 

目次

スティーブンキング作品の持ち味

彼の作品は多くの作品が映像化され、それぞれ賛否はあるものの、大ヒットしています。

日本でも原作がマンガの映画が昨今たくさん出てきますが、常に叩かれてますよね。2015年 だけでもかなりたくさんの数の作品が上映されました。松井優征が原作の『暗殺教室』、岩明均 『寄生獣』、諫山創『進撃の巨人』、和久井健『新宿スワン』大場つぐみ・小畑健コンビの『バクマン。』などなど。どれも原作ファンから容赦ない罵声を浴びていました。


『海街diary』は、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、例外的に良い評判を得ました(監督・脚本は是枝裕和。出演は4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、相当豪華でしたね)。ですが他の作品は興行的売れていたとしても、批評的には全滅だっだのではないでしょうか。(もしくは興行失敗・・・)

前置きが長くなりましたが、何故スティーブンキング原作の映画やドラマは売れるのでしょうか。私は、描写の妙だと思います。過剰で、時には冗長なまでの細部の描写、そして固有名詞の数々がとてつもなくおもしろい!その描写が、映像とうまくマッチしやすいのだと思います。映像化する方は楽しいと思いますよ。

自分自身で、『マクドナルドのバーガーとフレンチフライのビッグサイズほどの価値しか』と言うほど、文学的自己評価が低いのですが、世界の誰も真似できないほどの筆力だと思います。


彼の作品は素っ頓狂な作品が多いです。超能力を持つ男や、殺人ウィルスの話などなど、リアリティに乏しいものが多いのです。ただ、それをリアルに感じさせる、畳み掛けるような緻密な描写がものすごいのです。

ランキングポリシー

  • 私個人のおすすめランキング
  • なるべくジャンルが偏らないようにした
  • なるべく年代が偏らないようにした 

 

 

ランキング

10位 スタンド・バイ・ミー恐怖の四季 秋冬編

森の奥に子供の死体がある──噂を聞いた4人は死体探しの旅に出た。もう子供ではない、でもまだ大人にも成りきれない少年たちの冒険が終ったとき、彼らの無邪気な時代も終ったのだった……。

誰もが経験する少年期特有の純粋な友情と涙を描く表題作は、作家になった仲間の一人が書くという形をとった著者の半自伝的作品である。他に英国奇譚クラブの雰囲気をよく写した1編を収録。 

スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫) | スティーヴン・キング, Stephen King, 山田 順子 | 本 | Amazon.co.jp

名作映画にもなった『スタンド・バイ・ミー』収録の一冊。初代ポケモンでもこれを連想させる表現が出てきます。マサラタウンの主人公の家ですね。

てれびでえいがをやっている おとこのこが4にん せんろのうえをあるいてる ぼくももういかなきゃ!

いいですね。これだけで旅立ちを想起させますね。

スタンドバイミーは少年の旅の物語です。旅立つ前と、帰還後には、全てが変わってしまっている。誰もが経験した少年時代の変化が描かれています。ホラーだけではない。スティーブンキングの筆力で画が浮かぶような描写が楽しめる一作です。

 

9位 ミザリー

雪道の自動車事故で半身不随になった流行作家ポール・シェルダン、元看護婦の愛読者に助けられて一安心したのが大間違い、監禁されて「自分ひとりのために」小説を書けと脅迫されるのだ。キング自身の恐怖心に根ざすファン心理のおぞましさと狂気の極限を描き、作中に別の恐怖小説を挿入した力作。ロブ・ライナー監督で映画化。

Amazon.co.jp: ミザリー (文春文庫) eBook: スティーヴン・キング, 矢野浩三郎・訳: Kindleストア

キングは、常に新しい恐怖を探し続けています。色んな種類の恐怖を探し続けています。これは熱狂的ファンに狙われる恐怖です。

恐怖、という単語は共通ですが、キングの作品を見るとかなり色んな種類があるんだなと考えさせられますね。まさに、単語(恐怖)だけでは伝えられないことを、物語として伝えているんだなと感心します。 

 

8位 ファイアスターター

 

アンディとヴィッキーは大学在学中に新薬の被験のアルバイトに参加して知り合った。その新薬はアンディには相手の精神に働きかけアンディの言葉を自発的な思い付きとして刷り込む術を、ヴィッキーにはテレパシーを発現させた。2人以外の多くの被験者は死亡した。

アンディとヴィッキーは結婚し、チャーリーが産まれた。2人は娘も超能力を持って産まれたことを知ると、それを秘密にしておこうとした。

チャーリーが9歳になった年のある日。アンディが仕事から帰ってくると、ヴィッキーが殺されていた。一家は既に新薬実験を行った政府の秘密機関「店(ザ・ショップ)」に監視されていたのだ。「店」はチャーリーのパイロキネシスの能力を分析し、兵器に応用しようとしているのだった。アンディは、「店」のエージェントの手からチャーリーを救い出し、逃亡が始まった。

炎の少女チャーリー - Wikipedia

宮部みゆき『クロスファイア』はこのオマージュだと言われています。世界中でフォロワーを生み出しているキングですが、この作品に衝撃を受けたのは宮部みゆきだけではないでしょう。

一度読むと忘れられないこと間違いなしの作品です。 

 

7位 ドリームキャッチャー

 

 

 

“クソは変わらず日付が変わる”をモットーに、メイン州の町デリーで育った、ジョーンジー、ヘンリー、ビーヴァー、ピートの4人組。成人した今、それぞれの人生に問題を抱えながらも、毎年晩秋になると山間での鹿撃ちを楽しんでいた。だが、奇妙な遭難者の出現をきっかけに、いやおうもなく人類生殺の鍵を握る羽目に―。モダンホラーの巨匠が全精力を注いだ畢生の大作、開幕。

ドリームキャッチャー〈1〉 (新潮文庫) | スティーヴン キング, Stephen King, 白石 朗 | 本 | Amazon.co.jp

これはランクインさせるか迷いました。あまりにも気持ち悪いし、なんというか、表現も汚い笑 もちろんキングはそこが売りなのですが、書けすぎる、というのも恐怖だなと思いました。

導入なんかは『スタンド・バイ・ミー』を意識した四人の幼なじみの冒険になりそうな雰囲気を出してくるんですよね。わざとです。スタンド・バイ・ミー後日談かな、と思わせるんですよね。

でも全く違います。ある部分でスイッチが入って、そこからはもうクソみたいな展開。笑 『エイリアン』的なアホな映画が好きな人におすすめ。

 

6位 アンダー・ザ・ドーム

ある晴れた日、田舎町チェスターズミルは透明の障壁によって外部から遮断された。上方は高空に達し、下方は地下深くまで及び、空気と水とをわずかに通す壁。2000人の町民は、脱出不能、破壊不能、原因不明の“ドーム”に幽閉されてしまった…。スピルバーグのプロダクションでTV化。恐怖の帝王の新たなる代表作。全4巻。

アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫) | スティーヴン キング, Stephen King, 白石 朗 | 本 | Amazon.co.jp 

こちらもドラマ化されて、大ヒットしましたね。Huluでも見れますよ。

かなり気合が入った大長編SFものです。読後も満足感は高いと思います。

5位 シャイニング

 “景観荘”ホテルはコロラド山中にあり、美しいたたずまいをもつリゾート・ホテル。だが冬季には零下25度の酷寒と積雪に閉ざされ、外界から完全に隔離される。そのホテルに作家とその妻、5歳の息子が一冬の管理人として住み込んだ。S・キューブリックによる映画化作品でも有名な「幽霊屋敷」ものの金字塔が、いま幕を開ける。

シャイニング〈上〉 (文春文庫) | スティーヴン キング, Stephen King, 深町 眞理子 | 本 | Amazon.co.jp

こちらも映像化されていますね。キングがスタンリー・キューブリック版『シャイニング』を気に入らなくて、自分で撮っちゃいました、って逸話もあります。 

 

個人的にはキューブリック版楽しめましたが、もちろん原作の方が濃い体験ができるででしょう。モデルになったホテルにいつか行ってみたい。

www.cnn.co.jp



4位 IT

 少年の日に体験した恐怖の正体は。二十七年後、故郷の町でIT(それ)と対決する七人。

IT〈1〉 (文春文庫) | スティーヴン キング, Stephen King, 小尾 芙佐 | 本 | Amazon.co.jp

 人間は過去を美化する生きものだと言います。

実際には少年時代には、すごく残酷なことがたくさんあったはずです。いじめや動物の殺し、裏切りや甘え、少年少女だったから許されたことの数々。

それら全部含めて、あの頃は良かった、と思わせてくれる作品です。懐古虫の心をつかむ天才だと思います。ピエロ=不気味で怖いというのを定着させるのに貢献していところもポイント。

 

3位 ゴールデンボーイ 恐怖の四季 春夏編(ショーシャンクの空に) 

 トッドは明るい性格の頭の良い高校生だった。ある日、古い印刷物で見たことのあるナチ戦犯の顔を街で見つけた。昔話を聞くため老人に近づいたトッドの人生は、それから大きく狂い…。不気味な2人の交遊を描く「ゴールデンボーイ」。30年かかってついに脱獄に成功した男の話「刑務所のリタ・ヘイワース」の2編を収録する。キング中毒の方、及びその志願者たちに贈る、推薦の1冊。

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫) | スティーヴン キング, Stephen King, 浅倉 久志 | 本 | Amazon.co.jp

『刑務所のリタ・ヘイワース 』は映画『ショーシャンクの空に』の原作です。映画もめちゃくちゃ良いのですが、これがまたすごく良い。低俗ホラーエンタメ(褒めてます)だけではない、と言うのを見せつけてくれますね。

『恐怖』というものは人間の感情の動きで、それについて考えまくっているから、人間描写も自ずと上手いんでしょうね。長さ的にもさくっと読めておすすめです。

 

2位 夜がはじまる時 

 悲しみに暮れる彼女のもとに突如かかってきた電話の主は…愛する者への思いを静かに綴る「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」、ある医師を訪れた患者が語る鬼気迫る怪異譚「N」、猫を殺せと依頼された殺し屋を襲う恐怖の物語「魔性の猫」ほか全6篇を収録した最新短篇集。

Amazon.co.jp: 夜がはじまるとき (文春文庫) eBook: スティーヴン・キング, 白石 朗・他: Kindleストア

夜中に数時間で一気に書き上げたという『ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で』、 どこかエドガー・アラン・ポー作品を思わせる『魔性の猫』など、これぞキング!ばりの良作が揃っています。ですが、言わせて下さい。

最後に収録されている『どんづまりの窮地』、これだけでも買う価値アリです。クソみたいな作品です。笑いながら気持ち悪がりながら楽しんでよんでください。

 

1位 グリーンマイル

大恐慌の嵐が吹き荒れる1932年のアメリカ南部、コールド・マウンテン刑務所の死刑囚舎房。刑務所内の電気椅子へと続く通路は、床に緑のリノリウムが張られていることから通称〈グリーン・マイル〉と呼ばれている。

ここに、双子の少女を強姦殺害した罪で死刑が確定した黒人男性ジョン・コーフィが送られてくる。看守主任のポールは、横暴な新入り看守や、問題ばかり起こす兇悪な死刑囚への対応に日々追われる一方で、巨体ながら穏やかでいつもさめざめと泣いているコーフィに一抹の違和感を抱いていた。そんなある日、ポールはコーフィの起こしたある奇跡を目の当たりにしてしまう……。

グリーン・マイル 上 (小学館文庫) | スティーヴン キング, Stephen King, 白石 朗 | 本 | Amazon.co.jp

 大ヒット映画の原作が一位です。長くて、ダレ場もあるっちゃあるので、長編が苦手な人は厳しいかなと思われがちですが、長いだけの価値はあります。じっくりと読み進めるごとにキャラクターたち、いや、作品そのものへの『愛着』が深まっていくのです。

スティーブンキングはそれを狙っているのかどうかはわかりませんが、読書の楽しみに溢れた作品になること間違いなしです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。キングは他にも、『キャリー』、『呪われた町』、『 ザ・スタンド』、『デッドゾーン』、『クージョ』、『ダーク・タワーシリーズ』『クリスティーン』、『タリスマン』、『人狼の四季』、『ドラゴンの眼』、『トミーノッカーズ』、『ダーク・ハーフ』、『ニードフル・シングス』、『ジェラルドのゲーム』、『ドロレス・クレイボーン』、『不眠症 』、『ローズ・マダー』、『デスペレーション』、『骨の袋』、『トム・ゴードンに恋した少女』、『アトランティスのこころ』、『ライディング・ザ・ブレット』、『ブラックハウス』、『回想のビュイック』、『コロラド・キッド』、『セル』、『リーシーの物語』、『悪霊の島』などなど、むちゃくちゃたくさん長編を書いていて多作です。

私も全部は読破できていませんが、これを気にチェックしてみてください!

 

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